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転調についてのお話!【名古屋のボイストレーニングスクール・ナユタス名古屋栄校】

皆さんこんにちは!
ナユタス名古屋栄校です!

夏も終わりに差し掛かり、蚊の逆襲に遭っています…。
少し涼しくなって増え始めたのか、かゆい…!

さて本日は音楽的な小話を一つ。
「転調」ってご存知でしょうか?

今や現代音楽で転調のない曲のほうが少ないと言っても過言ではないくらい、多用されている音楽的な表現手法の一つです。
転調という言葉は聞いたことあるけど、なんのことか分からないという人のために、簡単に解説していきましょう。

「転調」って何!?

転調とは、曲の途中で「調」を変えることをいいます。
「調」っていうのは音楽用語ですね。英語ではKey(キー)と言います。

音楽にはこの「調」っていう概念があります。

まず、ある一音を基準として、特定の並び方で音を並べたとき、「音階」(英語ではスケール)というものが出来上がります。
例えば、C(ド)を基準の音にして、「ドレミファソラシド~」と音を並べると、Cメジャースケールという音階(スケール)が出来ます。
ちょっと難しい話になってきましたが、曲によって使われている音階は異なっていて、それを表しているのがこの「調」なんですね。

先ほどのCメジャースケールを使って作られた曲であれば、調(Key)はCメジャー(ハ長調)となるわけです。

かなりざっくりとした説明ですが、一つの調(Key)の中で使うことができるメロディやコードは実は限られているということです。
ピアノの鍵盤をやたらめったら適当に叩いても綺麗なメロディは出来ませんよね?
特定の縛りの中で、特定の音を使うことで、気持ちの良い音楽は作られているのです。

曲中でこの調が変わるということは、使えるメロディやコードが変化します。
つまり転調することで新しい展開空気観感情を曲の中につけることができるというわけです。

転調が使われている楽曲

・YOASOBI『怪物』
YOASOBIの楽曲はかなり転調が多用されているのが特徴ですが、この曲は各サビでどんどん転調を繰り返すという複雑な作りになっています。

・Mrs.GREEN APPLE『ライラック』
曲の始まりはB♭メジャーというKeyでしたが、BメロでGメジャーKeyに変化し、サビでまた戻っていますね。空気がふわっと変わるのが分かるような展開です。

・米津玄師『KICK BACK』
この曲はかなり難解ですね…。数え切れないくらい細かい転調のオンパレードです。
なんだかふわふわというかグルグルというか…不思議な感覚になりますよね。
詳しくは解説動画なんかをみてみると面白いです。

いかかがでしたか?

こうやってまた違った側面から曲を聴いてみると面白いですよね。
ボイトレで歌う際にも是非参考にしてみて下さい。

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