こんにちは。ナユタス名古屋栄校です🎤
もう5月も近いというのに、今日もなんだか肌寒いですね🥶
ついこの前は夏日のように暑かったような気がしていたのですが……。
体が寒暖差でおかしくなってしまいそうです😓
「今日」は何の日?
さて、今日も記念日を絡めて歌についての雑談を徒然とお送りします。
調べてみたところ、今日もいろいろな記念日が設定されていましたよ。
なかでも、パッと目に飛び込んできたのが「DNAの日」!
1953年の4月25日、DNAの二重螺旋構造について書かれた論文が『ネイチャー』という科学系の雑誌に掲載されたことが由来のようです。
理系教科はてんでダメな私ですが、DNAといえば遺伝に関わるものだというくらいは何となくわかります!
というわけで、今回は歌における遺伝の寄与度を少し考えてみたいと思います。
近似した内容として、「才能」というものにも触れていきましょう。
遺伝はどの程度歌に関わってくるのか
まず、歌において遺伝による影響はどのようなものがあるでしょうか。
発声、音感、リズム感、表現力……このあたりの要素への影響は、とりあえず考慮すべきでしょう。
計測がしづらくサンプルが少ない
元も子もない話になってしまいますが、芸術分野というのは数値化が難しい要素も多いため、データサンプルが少なくなりがち。
音楽と遺伝の相関についても例に漏れず、研究が十分ではありません。
それを踏まえてですが、なんと音楽については80〜90%が遺伝の影響を受けるとする結果がみられるようです。
とはいえ、数値化できるものとなれば基本的には音感やリズム感といったところになるでしょう。
また、骨格は遺伝的な影響が多いはずなので、声色はもしかすると遺伝の影響を大きく受けるかもしれませんね。
遺伝+環境?
音感やリズム感について、遺伝の影響により素養は十分もっているとしましょう。
もちろん歌においてかなり大切な要素であることはいうまでもありません。
しかし、発声の良さだったり表現力というものは、また別のポイントですよね。
そこで重要なのが「環境」であると考えます。
- 正しい発声での歌唱
- 豊かな表現
これらにできる限り頻繁に触れられる環境があれば、かなり効率良く歌唱力の土台が培われるのではないでしょうか?
特に子どもというのは、「聴き取り真似る力」が非常に高いです。
幼少期に上質な歌唱が身近にある環境に置かれることは、歌唱力の向上において大きなアドバンテージになるはず。
プロ歌手の子供も歌が上手い、なんていうのはまさにこうしたことが理由だと思います。
才能なんて「関係ない」?
「大切なのは才能じゃなくて努力だ」
「才能のある、なしなんて関係ない!」
しばしばこういった言説を耳にします。が、果たしてそうでしょうか。
もちろん努力はとても大切ですし、才能の有無で好きなことややりたいことを諦める必要はないと思います。
ただ、それは本当に「関係ない」ことでしょうか?
何を才能とするかではありますが、私は「才能」というのは存在して、また大いに関係すると考えています。
すべての人間が同じ努力をすれば、得られる結果は同じでしょうか。
そうであれば才能なんて「関係ない」と言えます。
しかし実際はそうでないことは、おそらく誰しもが理解していることですよね。
勉強やスポーツと同じ
歌だけでなく、勉強やスポーツでも少ない労力で大きな結果を出すことができる人というのはいます。
もちろんそこには先述の環境も関わっていて、才能は環境によってより引き出されると言えるでしょう。
ボイストレーニングをしている皆さんであれば、まさに実感したこともあるのではないでしょうか?
「めちゃくちゃ歌の上手い友達がいるけれど、そいつはボイトレなんて全然したことがない!」
結構あるあるだと思っています😁
とりあえず今日もしっかりボイトレしましょう!
ここまでつらつらと書いてきましたが、結局は遺伝や才能なんて自分ではコントロールできないもの。
良いものを持っていたらラッキー!程度のカードでしかないんですよね。
もちろん、持っている他人をみたらとっても羨ましくなると思います。
とはいえ、どう足掻いても後から手に入るものではありません。
なので、「自分には才能がない……」と思うのであれば、練習をしっかりするしか道がないわけです。
残酷なようですが、まずは「ボイトレをしないままで歌が上手い」側の人間ではなかったと受け入れること。
それさえ受け入れてしまえば、あとは前向きに練習するだけですからね!✨
そして万が一、「自分って才能あるな……?」と感じられるようであれば、もちろん努力もそこにプラスしましょう。
最強になれます💪
遺伝で音楽能力を手に入れた人、そうでない人
歌の才能がある人、ない人
全員ボイトレして全員ハッピーになりましょうね😉