「この曲、原曲キーで気持ちよく歌えたら最高なのに!」
カラオケで好きなJ-POPを歌いながら、
そんなことを思ったことはありませんか?
最近のJ-POPは、
サビで一気に盛り上がる高音が魅力の曲がたくさんあります。
たとえば、
・Subtitle(Official髭男dism)
・アイドル(YOASOBI)
・ドライフラワー(優里) など
ほかにも「これ高いな~」と思う曲、たくさんありますよね。
実際に歌ってみたら、
「高いところが出なかった…!」と実感したり、
もしくは、歌えないわけではないけれど、
「もう少しラクに歌えたらもっと楽しいのに」と思うこともあるかもしれません。
そこで出てくるのが、“キーを下げるかどうか問題”。
今回は、キー変更の考え方と、
原曲キーに少しずつ近づいていくためのステップについてお話しします。
J-POPはなぜキーが高いの?
近年のJ-POPは、サビで印象を強く残す構成が多く、高音が効果的に使われています。
また、ミックスボイスなどの発声技術を前提に作られている楽曲も多く、
プロ仕様のキー設定になっていることも理由のひとつです。
そのため、無理に張り上げてしまうと、喉に負担がかかることもあります。
キーを下げるのはズル?
結論からお伝えすると、キーを下げることは全くズルではありません。
むしろ、上達のための大切なステップなんです。
たとえば、
まずは、キーを少し下げて無理のない高さで練習し、
喉に負担をかけずに、正しい発声の感覚を身につけていきます。
ボイストレーニングを続ける中で、声が安定してくると、
「今日は半音上げてみようかな」と段階的にチャレンジできるようになっていきます。
半音ずつ上げていくことで、
・前より楽に出せる
・前より響く
・前より安定している
という「確実なテクニックの上達」を積み重ねることができます。
そして最終的に、
「いつかは歌ってみたい」と思っていた原曲キーで歌えるようになる。
このように、キーを下げることは“妥協”ではなく、
原曲キーに近づくためのプロセスなのです。
自分に合うキーの見つけ方
自分に合うキーの目安は、
・サビで喉が締まらない
・声が裏返らない
・表情が崩れない
・2曲続けても疲れない
といった状態です。
“楽に安定して出せる高さ”が、今の自分に合ったキーです。
まずはそこからスタートすることが、上達への近道になります。
少しずつ原曲キーへ
キーを下げるところからスタートしても、
目指すゴールは原曲キー。
発声が整うにつれて、音域は少しずつ広がっていきます。
最初は届かなかった音が、
いつの間にか自然に出せるようになる。
その積み重ねが、上達につながる。
そういった変化を実感できるのが、ボイストレーニングの魅力のひとつです。
まずは今の声を知ることから
「自分に合うキーが分からない」
「どこまで伸びるのか知りたい」
そんなときは、今の声の状態を一度確認してみるのもひとつの方法です。
NAYUTAS那覇首里校では、体験レッスンも行っています。
無理なく始められるきっかけとして、ご活用いただければと思います。

