こんにちは!NAYUTAS(ナユタス)中野校です。
ダンスに関連する用語を「ダンス用語辞典 〜ナユタス中野校編〜」シリーズとして五十音順で網羅し、わかりやすく解説していきます。
第1回は、 あ行①「あ」です。
目次
ダンス関連の「あ」から始まる用語
ダンス関連で「あ」から始まる、主な用語の一覧は、次のとおりです。
- ああむすうぃんぐ【アームスウィング/Arm Swing】
- あいそれえしょん【アイソレーション/Isolation】
- あくろばっと【アクロバット/Acrobat】
- あっぷ【アップ/Up】
- あっぷろっく【アップロック/Uprock】
- あにめえしょん【アニメーション/Animation】
- あんぐる【アングル/Angle】
- あんだあぐらうんど【アンダーグラウンド/Underground】
各用語を、わかりやすく解説していきましょう。
なお、ダンスをマスターするには、NAYUTAS中野校でのレッスンが役立ちますよ!
ああむすうぃんぐ【アームスウィング/Arm Swing】
腕を重力を利用して大きく振る動きで、ヒップホップやクランプ/クランピングなどのスタイルで使われます。小さなスウィング(small arm swing)は野球のピッチングのような動き、大きなスウィング(big arm swing)はバットを振るような動きに例えられます。
腕を自由に振ることで、音のアクセントや感情表現を強調できるため、即興やバトルでも頻繁に使われています。ヒップホップの動きにおける基本的な表現手段として、リズム感やダイナミズムを生み出す重要な要素です。
あいそれえしょん【アイソレーション/Isolation】
身体の特定部位だけを動かし、他の部分を安定させたまま動作を分離して見せる技術です。たとえば、胸だけを前後に揺らす、肩だけを上下させるといった動きによりコントラストやリズム感を強調します。
ダンサーにとっては身体のコントロール力や表現力を高める基本トレーニングの一つです。アイソレーションはポッピングやアニメーションの技術と密接に関係します。
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あくろばっと【アクロバット/Acrobat】
ブレイキンをはじめとするストリートダンスにおいて、宙返りやバク転などの空中や床上での身体的技巧を指します。これらの動きは柔軟性、筋力、バランスを要し、ダンスとアクロバットを滑らかに融合させることが特徴です。
単なる体操技だけでなく、ダンスの流れの中で自然に繋がるトリックとして用いられます。特に「アクロダンス(Acro dance)」という分野では、クラシックなダンス技術とアクロバットを一体化させた表現方法として確立されています。
あっぷ【アップ/Up】
ヒップホップやストリートダンスにおいて「歌い上げ」や「エネルギーを盛り上げる動き」を指す場合があります。ただし振付や基礎用語としては、日本語ではあまり定着しておらず、文脈によって意味が変わります。
英語圏では「rise up」「get up」などモチベーションや始まりの合図としても使われることも少なくありません。ダンス指導においては、ステップや動きをよりアップテンポにするニュアンスで使われることが多く見られます。
あっぷろっく【アップロック/Uprock】
ニューヨーク発祥のストリートダンスで、対人で向かい合いながら足と腕を使って模擬的な「バトル」を演じるスタイルです。
フットワークやスピン、ショットモーション(相手を「バーナー」する手のジェスチャー)を使い、相手より優れた表現を競います。ブレイクダンスのトゥーロック(toprock)のルーツにもなりました。ジョイントやバトルでの実践的なやりとりが特徴です。
あにめえしょん【アニメーション/Animation】
動きが止まっているように見える「コマ送り的」な演出を指し、まるでストップモーションフィルムのように見せる技術です。ポッピングの一種とされ、筋肉の緊張と弛緩を繰り返すことで静止と動きを断続的に表現します。
映画技術や漫画的表現をダンスに取り込んだもので、視覚的に印象的な演出が可能です。ダンサーがまるで、人形やロボットのように動くスタイルです。
あんぐる【アングル/Angle】
ダンスにおける身体やポージングの角度を指す用語で、視覚的なラインや形を意図的に作り出す際に重要です。特にタッティング(tutting)などのスタイルでは、肘や手首を直角に曲げて幾何学的なフォルムを描くことが多く、この角度の正確さが表現力を左右します。
アングルの使い方次第で視線誘導やスタイルの個性を強調することができるため、振付や即興中の見せ場づくりに活かされます。まさに「ラインとアングル(Lines and Angles)」の概念がダンス表現の質を左右するといえるでしょう。
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あんだあぐらうんど【アンダーグラウンド/Underground】
商業的な舞台やメディアに乗らない「地下」的な文化・ダンスシーンを指します。一般に、クラブや小規模イベント、ストリートクルーの活動に根差しており、伝統や純度を重視するコミュニティです。
ヒップホップ本来の自己表現や競技精神を守る拠点ともなります。大衆化されていない分、個性やオリジナリティが尊重される場です。
まとめ
ダンス用語辞典あ行①「あ」は以上です。これらのダンス用語を理解し、練習に取り入れていけば、より効果的なトレーニングが行えるでしょう。
次回をお楽しみに!
あなたのダンス、ボイトレ、歌唱、楽器演奏に関するスキルアップをNAYUTAS(ナユタス)中野校が応援します。