こんにちは!NAYUTAS(ナユタス)中野校です。
ダンスに関連する用語を「ダンス用語辞典 〜ナユタス中野校編〜」シリーズとして五十音順で網羅し、わかりやすく解説していきます。
第5回は、#5 あ行⑤「お」です。
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目次
ダンス関連の「お」から始まる用語
ダンス関連で「お」から始まる、主な用語の一覧は、次のとおりです。
- おおでぃえんす【オーディエンス/Audience】
- おおでぃしょん【オーディション/Audition】
- おおぶん【オープン/Open】
- おおぷんすたいる【オープンスタイル/Open Style】
- おおぷんせっしょん【オープンセッション/Open Session】
- おおぷんなんばあ【オープンナンバー/Open Number】
- おおるどすくうる【オールドスクール/Old School】
- おおるどすくうるだんす【オールドスクールダンス/Old School Dance】
- おおるどすくうるひっぷほっぷ【オールドスクールヒップホップ/Old School Hip Hop】
- おふかうんと【オフ・カウント/Off Count】
- おふびいと【オフ・ビート/Off Beat】
- おふすてえじ【オフステージ/Off Stage】
- おんかうんと【オン・カウント/On Count】
- おんびいと【オン・ビート/On Beat】
- おんすてえじ【オンステージ/On Stage】
- おんがくせん【音楽線】
- おんかい【音階/Scale】
- おんせん【音線】
- おんたい【音体】
- おんびょう【音表】
- おんりずむ【オンリズム/On Rhythm】
各用語を、わかりやすく解説していきましょう。
なお、ダンスをマスターするには、NAYUTAS(ナユタス)中野校でのレッスンが役立ちますよ!
おおでぃえんす【オーディエンス/Audience】
観客や聴衆を意味し、ダンスや音楽パフォーマンスの受け手として常に存在します。ステージ上での表現は、このオーディエンスの反応によって雰囲気が大きく変化します。
観客のエネルギーを引き出すことは、パフォーマーにとって重要な技術であり、作品の完成度にも直結します。オーディエンスを意識した構成や演出を考えることで、ダンスは単なる動きから「コミュニケーションの場」へと昇華します。
おおでぃしょん【オーディション/Audition】
ダンサーやアーティストを選抜するための公開審査であり、技術・表現力・個性が同時に試されます。審査の場は緊張感が漂い、日頃の練習成果を試す舞台として大きな意味を持つものです。
この場を経験することで、ダンサーは自己アピールの方法や限界突破の力を身につけます。単なる技術評価の場ではなく、業界や文化において「次世代を担う才能を発見する装置」として機能しています。
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おおぶん【オープン/Open】
「開かれた」「自由参加」を意味し、クラスやコンテストで幅広く使われます。制限のない場は初心者からプロまでが交わり、学び合う空間を生みます。
この概念は、ダンスシーンの多様性と交流を促進するものです。オープンな環境で踊ることは、スタイルを超えたインスピレーションの獲得に直結します。
おおぷんすたいる【オープンスタイル/Open Style】
特定のジャンルに縛られない踊りを意味し、ヒップホップやジャズ、ハウスなどを自由に組み合わせます。自由度が高いため、振付師やパフォーマーの個性が強く現れるスタイルです。
このアプローチは、ダンスにおける創造性と即興性を極限まで引き出します。観客にとっても新鮮で、ジャンルの枠を超えた魅力を提示する手段となります。
おおぷんせっしょん【オープンセッション/Open Session】
誰でも参加できる即興的な踊り合いの場を指します。DJが音を流し、その場の空気を感じながら踊る文化は、ストリートダンスの原点に近いものです。
この環境では、ダンサー同士が互いに刺激を与え合い、スキルだけでなく音楽性や人間性も磨かれます。単なる練習ではなく、シーン全体を育てる「実験場」としての役割も果たしています。
おおぷんなんばあ【オープンナンバー/Open Number】
イベントや発表会で誰でも参加できる演目を指します。経験やレベルを問わず大人数で踊れるため、団結感や達成感を味わうことができます。
この仕組みは、コミュニティ形成に大きな効果を持つものです。初心者にとっては舞台経験の第一歩であり、上級者にとってはリーダーシップを発揮する場となります。
おおるどすくうる【オールドスクール/Old School】
1970〜80年代にアメリカで生まれた、ヒップホップ初期の文化やスタイルを総称します。当時の社会背景とともに育まれた動きは、現在のストリートダンスの基礎となっています。
オールドスクールは単なる古いスタイルではなく、カルチャーを体現する歴史的財産です。これを学ぶことは、現代的な表現を理解するための「文化的リテラシー」と言えます。
おおるどすくうるひっぷほっぷ【オールドスクールヒップホップ/Old School Hip Hop】
1970年代後半から80年代に確立したヒップホップダンスの総称です。アップロックやロッキングなど、リズム感と個性を重視したスタイルが中心です。
オールドスクールヒップホップは、後のニュースクールや現代的ジャンルへの橋渡し的存在です。学ぶことで、歴史の流れを身体で理解でき、文化的アイデンティティを強化できます。
おふかうんと【オフ・カウント/Off Count】
音楽のカウントをあえてずらして動くことで、意外性や独自の間を生み出します。予測を裏切るリズム感は、観客の印象に強く残ります。
このテクニックは、上級者にとって表現の幅を広げる重要な要素です。単にカウントを外すのではなく、音楽との駆け引きを楽しむ知的な遊びでもあります。
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おふびいと【オフ・ビート/Off Beat】
音楽の裏拍や隙間に意識を置き、独特のノリやゆらぎを生み出すリズムの取り方です。正確に拍に合わせるのではなく、あえて外すことでグルーヴに立体感を与えます。
このアプローチは、表現に余裕や大人っぽさを加える効果があります。上級者が使うと、シンプルな動きでも「音をずらす巧みさ」によって深い味わいが生まれます。
おふすてえじ【オフステージ/Off Stage】
舞台袖やステージ外を意味し、観客からは見えにくい領域を指します。しかしその振る舞いは演者の意識を支え、パフォーマンス全体の印象に影響します。
プロのダンサーは、オフステージでの立ち振る舞いまで含めて作品の一部と捉えます。観客に見えない場での所作が、舞台上の説得力を裏から支えているのです。
おんかうんと【オン・カウント/On Count】
音楽のカウントに忠実に合わせて動く基本的なリズムの取り方です。特に初心者にとっては、ダンスと音楽をつなぐ最初の入口となります。
この練習を徹底することで、リズム感とグループのシンクロ性が高まります。基礎を極めることが、後に複雑なリズムやアレンジを扱う力へとつながります。
おんびいと【オン・ビート/On Beat】
音楽の拍に正確に乗り、安定感のある動きを実現するリズム感覚です。踊りが「音楽とひとつになる」瞬間をもっとも体感しやすい方法でもあります。
この感覚を磨くことで、観客は安心してダンスに没入できます。オン・ビートの正確さがあるからこそ、意図的なオフ・ビートの表現が際立つのです。
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おんすてえじ【オンステージ/On Stage】
舞台の上でパフォーマンスをしている状態を意味し、演者の意識や表現力が最も試される場です。観客との距離感や空気を読みながら踊ることが求められます。
単なる練習と違い、オンステージでは演技力や視線の配り方も重要な要素となります。その場を支配する力が、プロフェッショナルなダンサーを際立たせます。
おんがくせん【音楽線】
メロディーやフレーズの流れを「線」として捉える考え方です。振付や即興において、この線を身体で描くことが表現の核となります。
ダンサーは音楽線を意識することで、単調な動きから脱却できます。音の流れをなぞる動作は、観客に「音を視覚化する体験」を提供するのです。
おんかい【音階/Scale】
音の高さを体系的に並べたもので、旋律や和声の基盤をなす要素です。普段は音楽理論の領域ですが、ダンスにおいても活かされます。
振付を作る際に音階を理解していると、音楽の抑揚に沿った表現ができます。結果として、踊りはより音楽的で説得力あるものに変化します。
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おんせん【音線】
音の連なりや旋律的な流れを指し、音楽の「軌跡」をイメージさせる言葉です。視覚化すると一本の線のように感じられます。
ダンサーが音線を身体で描くように動くと、観客には音楽とダンスの一体感が鮮烈に伝わります。抽象的な概念であるがゆえに、高度な表現のカギとなります。
おんたい【音体】
音楽と身体の結びつきを意味し、リズムやメロディーを「体で表す」考え方です。単なる運動ではなく、音を内面から表現する姿勢が問われます。
音体を重視すると、ダンスはより自然で人間的なものになります。音を身体で翻訳する作業こそが、芸術的なダンスの根幹といえるでしょう。
おんびょう【音表】
音表は拍子やカウントを指し、音楽の時間的な骨格を表します。ダンスでは動きを整理し、全体を統一するための基準となります。
グループダンスにおいては、音表の共有が不可欠です。揃ったカウント感は、美しいフォーメーションや一体感を生み出します。
おんりずむ【オンリズム/On Rhythm】
オンリズムは音楽のリズムにしっかり乗り、自然に踊る感覚を意味します。拍に合わせるだけでなく、リズムのうねりに身体を委ねることが重要です。
リズム感が豊かになると、即興性や表現力が飛躍的に高まります。オンリズムを極めることは、どんなジャンルでも通用する「身体音楽性」を獲得することにつながります。
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まとめ
ダンス用語辞典第5回あ行⑤「お」は以上です。これらのダンス用語を理解し、練習に取り入れていけば、より効果的なトレーニングが行えるでしょう。
次回をお楽しみに!
あなたのダンス、ボイトレ、歌唱、楽器演奏に関するスキルアップをNAYUTAS(ナユタス)中野校が応援します。