ブログ
ボイストレーニングコース

カラオケで音程が合わない原因と改善法|正確に歌うためのトレーニングを紹介

こんにちは!NAYUTAS(ナユタス)中野校です。

カラオケで高得点を狙う上で欠かせない要素のひとつが、音程の正確さです。しかし「歌うと音程がずれてしまう」「採点で音程バーが安定しない」と悩む方は多いのではないでしょうか?

音程を外してしまう原因はセンスの問題ではなく、正しいトレーニングを知らないだけの場合も少なくありません。

この記事では、カラオケで音程を安定させるための原因と基礎練習、実践的なトレーニング方法を詳しく解説します。

さらに、音程練習に役立つおすすめ曲も紹介しますので、ぜひ日々の練習に役立ててみてください!

カラオケで音程が合わない原因

音程が合わないのは、耳や声の問題だけではなく、呼吸やメンタル面などさまざまな要因が関係しています。まずは原因を知り、自分の課題を把握することから始めましょう。

1. 音程を正しく聞き取れていない

音程が合わない大きな理由に、耳で正しい音の高さを認識できていないことが挙げられます。歌は「聞いた音を再現する」行為なので、聞き取りが不十分だと声も外れてしまいます。音感が弱いと感じる人は、まずピアノやアプリで単音を聞き、それを声で正確に真似する練習から始めると良いでしょう。

2. 呼吸や支えが不安定

音程を安定させるためには、しっかりとした息のコントロールが欠かせません。特に胸式呼吸に頼っていると、声も不安定になり、フレーズの後半で音が下がることがよくあります。腹式呼吸を習得することで、長いフレーズも安定して歌えるようになり、音程のブレを防ぐことができます。

3. 喉に力が入りすぎている

緊張や「音程を合わせなければ」という意識が強すぎると、喉に力が入り声が硬くなります。すると、自然な声の響きが失われ、ピッチが高くなったり逆に下がったりしてしまいます。喉に頼らず体全体で支える意識を持つことで、力まずに安定した音程を出せるようになります。

4. 緊張や自信不足が影響している

人前で歌うと緊張して体が固まり、呼吸が浅くなるため音程が不安定になりやすいのです。また「自分は音痴かも」という思い込みも、声を小さくしてしまい結果的に音程を外す原因になります。自信を持って声を出すことが、安定した音程につながります。

音程を安定させるための基礎トレーニング

音程トレーニング イメージ

音程を安定させるには、日々の基礎練習が重要です。耳・呼吸・声をバランスよく鍛えることで、自然に正しい音程が出せるようになります。

1. ピアノやアプリを使った音感トレーニング

まずは正しい音を聞き取る力を養いましょう。ピアノで音を鳴らし、その音を声で真似する練習は非常に効果的です。スマホアプリにも音感トレーニング用のものが多数あるので、通勤中や空き時間にも練習できます。繰り返すことで、正しい音程を体に染み込ませることができます。

2. 腹式呼吸を身につける

腹式呼吸は音程を安定させる基盤です。鼻から息を吸い、お腹をふくらませるように呼吸することで、たっぷりの息を使って声を支えられます。仰向けに寝てお腹に手を置き、手が上下するのを確認する練習から始めると習得しやすいでしょう。

3. ロングトーンで音の安定感を養う

「アー」と一定の声をできるだけ長く伸ばすロングトーンは、音程を安定させる基本トレーニングです。音が揺れないように集中し、少しずつ息の量をコントロールすることで、持続的に正しい音程を保つ感覚が身につきます。

「自分に一番合った音程トレーニングの方法を知りたい」「最短でカラオケ高得点を目指したい」という方は、ボーカル教室のレッスンがおすすめです。NAYUTAS(ナユタス)中野校では、プロの講師がマンツーマンで指導し、音程感が身に付くまでしっかりサポートします!

カラオケで実践できる音程トレーニング

基礎を固めたら、実際にカラオケで音程を意識した練習を取り入れましょう。実践に近い形で繰り返すことで、より本番に強くなれます。

1. 採点機能を活用する

カラオケ機器の採点機能は、音程のズレを可視化できるツールです。音程バーを確認しながら歌うことで、どこで外れているかが一目で分かります。ただし採点結果に一喜一憂せず、自分の弱点を知るための参考として活用することが大切です。

2. 自分の歌声を録音して確認する

自分の声は、歌っている最中と録音で聞くのとでは印象が大きく異なります。録音した歌声を客観的に聞くと、意外な音程のズレや癖に気づくことができます。スマホのボイスメモでも十分なので、練習後に必ずチェックする習慣をつけましょう。

3. 原曲を徹底的に聴き込む

正しい音程で歌うためには、まず正しいメロディを頭にインプットしておく必要があります。繰り返し原曲を聴き、鼻歌でなぞってみたり、楽譜を確認するのも効果的です。特に難しい部分は重点的に耳で覚えておくと、本番でも外しにくくなります。

4. 短いフレーズごとに区切って練習する

1曲を通して歌うよりも、苦手なフレーズを短く区切って集中的に練習する方が効率的です。1フレーズごとに音程を確認しながら繰り返すことで、少しずつ正確さが積み上がっていきます。

音程トレーニングにおすすめの曲4選

正しい音程を身につけるためには、練習に適した曲を選ぶことも大切です。ここではカラオケで歌いやすく、音程感を鍛えやすい代表的な曲を紹介します。

世界に一つだけの花 / SMAP

誰もが知っているメロディと覚えやすいフレーズが特徴で、歌が苦手な方でも取り組みやすい定番曲です。全体的にテンポが安定しているので、落ち着いて自分の声を確認できる点も魅力です。

ハナミズキ / 一青窈

ゆったりとしたテンポが特徴の楽曲です。サビでは高音のロングトーンが多く、音を外さずに正確に伸ばす練習が可能です。丁寧に歌い込むことで、安定感と表現力の両方を鍛えられます。

キセキ / GReeeeN

全体的に音の高低差があり、耳のトレーニングが必要な楽曲です。特にサビ部分では跳躍音程が多く、声が不安定になるとすぐにズレてしまうため、音感の強化に効果的です。呼吸を安定させ、声の響きを意識して歌うことで自然に音程コントロール力が磨かれます。

残酷な天使のテーゼ / 高橋洋子

テンポが速く力強さが求められる一曲で、音程を正確にキープするにはしっかりとした発声と支えが不可欠です。さらに音の跳躍やリズムの取り方が難しいため、音感とリズム感を同時に養う練習ができます。勢いに任せず、冷静に音程をとる意識を持つことが大切です。

音程トレーニングの注意点

音程トレーニングは、無理に高音や長時間の発声を繰り返すと喉を痛める原因になります。自分の声域に合った範囲で行い、少しずつ音域を広げていきましょう。

違和感や痛みを感じたらすぐに休み、無理をしないことも重要です。また、長時間の練習よりも短時間を毎日継続する方が効果的で、安定した音程力を身につける近道となります。

まとめ

音程を安定させるには、耳・呼吸・姿勢といった基礎を整えたうえで、実際にカラオケでトレーニングを積み重ねることが大切です。実際に曲を使いながら練習を続けることで、徐々に正確に音を取れるようになり、得点アップや自信につながるでしょう。

正しい練習で音程をコントロールし、カラオケでの歌唱力アップを目指しましょう!