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ダンス用語辞典 〜ナユタス中野校編〜 #8 か行③「く」

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こんにちは!NAYUTAS(ナユタス)中野校です。​

ダンスに関連する用語を「ダンス用語辞典 〜ナユタス中野校編〜」シリーズとして五十音順で網羅し、わかりやすく解説していきます。

第8回は、か行③「く」です。

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ダンス関連の「く」から始まる用語

ダンス関連で「く」から始まる、主な用語の一覧は、次のとおりです。

  • くうるだうん【クールダウン/Cool Down】
  • くらいまっくす【クライマックス/Climax】
  • くらっしゅ【クラッシュ/Crash】
  • くらっぷ【クラップ/Clap】
  • くりあ【クリア/Clear】
  • くりえいてぃぶ【クリエイティブ/Creative】
  • くりぴんぐ【クリッピング/Clipping】
  • くるう【クルー/Crew】
  • くるうびいと【クルービート/Crew Beat】
  • ぐるうぶ【グルーブ/Groove】
  • くれいじいれっぐす【クレイジーレッグス/Crazy Legs】
  • くれすと【クレスト/Crest】
  • くろすおおばあ【クロスオーバー/Cross Over】
  • くろすおおばあすらいど【クロスオーバースライド/Cross Over Slide】
  • くろすすてっぷ【クロスステップ/Cross Step】
  • くろすふぇえど【クロスフェード/Crossfade】

各用語を、わかりやすく解説していきましょう。

なお、ダンスをマスターするには、NAYUTAS中野校でのレッスンが役立ちますよ!

くうるだうん【クールダウン/Cool Down】

激しい運動後に行う軽いストレッチや動きで、身体を徐々に休息状態へと導くプロセスです。筋肉の緊張をほぐし、疲労の蓄積や怪我のリスクを軽減する目的があります。

ダンスではクールダウンが習慣化されていると、長期的に健康的なパフォーマンスを維持できます。呼吸を整えながら身体を落ち着かせることで、精神面のリセットにも役立ちます。

くらいまっくす【クライマックス/Climax】

クライマックスは作品やパフォーマンスの最も盛り上がる場面を指します。観客の集中が最高潮に達する瞬間で、演出や振付において特に重要な役割を持ちます。

ダンサーはここに、最も強烈な技や表現を置くことで観客を圧倒できるでしょう。音楽の構造と動きを重ねることで、強いドラマ性と印象を生み出すことができます。

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くらっしゅ【クラッシュ/Crash】

クラッシュは意図的に動きを崩したり衝突させる表現で、予想外のインパクトを作り出すテクニックです。音楽の強調部分に合わせることで、視覚的にも聴覚的にも強烈な印象を与えます。

この技法は流れを一度壊すことで新たな展開を作り、観客の意識をリフレッシュします。あえて乱すことで秩序を際立たせる、上級者向けの表現法です。

くらっぷ【クラップ/Clap】

クラップは手を叩く動作を意味し、リズムを強調するための最もシンプルな表現です。観客を巻き込みやすく、ライブ感を高める効果があります。

クラップを動作のアクセントに加えると、振付全体のリズムが鮮明になります。ダンサーと観客が一体化するきっかけとなり、ショーの熱量を高めます。

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くりあ【クリア/Clear】

クリアは動作や表現が「明確で見やすい」状態を指します。無駄な力や曖昧さを排除し、誰が見ても理解できる形を作ることがポイントです。

クリアな動きは群舞で特に効果を発揮し、全員の表現を統一感のあるものにします。個人のソロでも、輪郭が明確だと技術力の高さを強く印象づけられます。

くりえいてぃぶ【クリエイティブ/Creative】

クリエイティブは「創造的」という意味で、既存の型にとらわれない発想や表現を指します。ストリートダンスの進化を支える最重要の精神です。

この姿勢は振付や即興に新しい要素をもたらし、オリジナリティを際立たせます。観客に「初めて見る体験」を提供できることが、ダンサーの大きな魅力となります。

くりぴんぐ【クリッピング/Clipping】

クリッピングは音楽や動作を「切り取る」ように鋭く止める技法です。瞬間的な停止や角度の変化で、視覚的な強調を生み出します。

ポップダンスでは特に多用され、音の粒に合わせた緻密な動きが求められます。細かいリズムに応じた正確なクリッピングは、熟練度を示すサインとなります。

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くるう【クルー/Crew】

クルーは仲間やチームを意味し、ストリートダンスの活動単位として最も基本的な呼称です。ダンサーはクルーを通じて共に練習し、イベントやバトルに挑みます。

クルーの存在は個々のダンサーの成長を支えるだけでなく、シーン全体を活性化させます。歴史的にも、名クルーがスタイルや文化を牽引してきました。

くるうびいと【クルービート/Crew Beat】

クルービートはチーム全体で統一したリズムの取り方を示す表現です。個人の動きが揃うことで、全体の迫力と完成度が高まります。

練習を通じてクルービートを共有することで、一体感のある群舞が実現します。観客に「チームとしての強さ」を印象づける大切な要素です。

ぐるうぶ【グルーブ/Groove】

グルーブは音楽のうねりや推進力を指し、聴き手や踊り手が自然に身体を揺らす「ノリ」の源泉です。ビートの前後の取り方や音の伸び縮みによって、その質感が大きく変化します。

ダンスではバウンスやスウェイを通じてグルーブを表現し、オンビート/オフビートのニュアンスを作り分けます。グルーブの深さはダンサーの成熟度を映す鏡であり、観客の心を掴む最大の武器です。

くれいじいれっぐす【クレイジーレッグス/Crazy Legs】

クレイジーレッグスはブレイキンのレジェンド「Crazy Legs」の名前に由来し、彼が得意とした足の回転ムーブを指します。独特の足さばきで世界的に知られています。

このムーブは基礎の6歩から発展した動きで、フロアワークの象徴的存在です。多くのダンサーが研究し続ける定番であり、歴史的にも重要な技です。

くれすと【クレスト/Crest】

クレストは波の頂点を意味し、動きのピークや強調点を表す比喩的な表現です。音楽に合わせて上昇し、頂点で動作を際立たせることにより、振付全体に抑揚が生まれます。

この概念を理解すると、流れに自然なダイナミズムを作り出せます。動作の山場を意識することで、観客に心地よい緊張感を与えます。

くろすおおばあ【クロスオーバー/Cross Over】

クロスオーバーは「交差」「越境」を意味し、ジャンルやスタイルを融合させる試みを指します。ストリートダンスではヒップホップと他ジャンルの掛け合わせに使われます。

この融合は新しい表現を生み、シーンの進化を加速させるものです。クロスオーバー的発想が、次世代のスタイルを築く原動力となります。

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くろすおおばあすらいど【クロスオーバースライド/Cross Over Slide】

クロスオーバースライドは足を交差させながら横方向に滑るステップです。スムーズな移動を演出し、視覚的に流れるような印象を与えます。

この動きはポップやヒップホップに応用され、ムーブのつなぎとして有効です。直線的なステップと対比させることで、空間の広がりを表現できます。

くろすすてっぷ【クロスステップ/Cross Step】

クロスステップは足を交差させて行う基本的なステップです。シンプルながらバリエーションが豊富で、ほぼ全てのダンスジャンルに応用できます。

このステップは姿勢や体重移動の訓練にもなり、基礎力を磨くのに適しています。ダンサーが自分らしさを加える余地が大きい点も魅力です。

くろすふぇえど【クロスフェード/Crossfade】

クロスフェードは音楽を滑らかに切り替える技術を指し、DJ用語として広まったものです。ダンスでは動作の移行や場面転換の比喩として用いられます。

この概念を応用することで、動きの繋ぎ目を自然に演出できます。観客に違和感を与えない流れを作る重要な要素となります。

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まとめ

ダンス用語辞典第8回か行③「く」は以上です。これらのダンス用語を理解し、練習に取り入れていけば、より効果的なトレーニングが行えるでしょう。次回をお楽しみに!

あなたのダンス、ボイトレ、歌唱、楽器演奏に関するスキルアップをNAYUTAS(ナユタス)中野校が応援します。