こんにちは!NAYUTAS(ナユタス)中野校です。
ダンスに関連する用語を「ダンス用語辞典 〜ナユタス中野校編〜」シリーズとして五十音順で網羅し、わかりやすく解説していきます。
第10回は、か行⑤「こ」です。
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目次
ダンス関連の「こ」から始まる用語
ダンス関連で「こ」から始まる、主な用語の一覧は、次のとおりです。
- こあ【コア/Core】
- こおすたいる【コースタイル/Core Style】
- こおでぃねえしょん【コーディネーション/Coordination】
- こおと【コート/Court】
- こおらす【コーラス/Chorus】
- こおらすれんしゅう【コーラス練習/Chorus Practice】
- こおるあうと【コールアウト/Call Out】
- こおるあんどれすぽんす【コールアンドレスポンス/Call & Response】
- こすちゅうむ【コスチューム/Costume】
- こねくと【コネクト/Connect】
- こぴい【コピー/Copy】
- こぴけっと【コピケット/Copycat】
- こんてすと【コンテスト/Contest】
- こんぱす【コンパス/Compass】
- こんふりくと【コンフリクト/Conflict】
各用語を、わかりやすく解説していきましょう。
なお、ダンスをマスターするには、NAYUTAS中野校でのレッスンが役立ちますよ!
こあ【コア/Core】
体幹部を意味し、ダンスにおける安定と動きの支点を担う部分です。腰回り・背中・腹部のバランスが保たれてこそ、正確な重心移動とラインのコントロールが可能になります。
コアの意識があると、手足の末端の表現もブレずに通ります。特にポップやヒップホップでは、強弱の出し方やグルーブの深さを決める要素として最も重要です。
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こおすたいる【コースタイル/Core Style】
ダンサーの基盤となる主要スタイルを指し、その人の「踊りの軸」を形成します。ポップ、ロック、ブレイク、ヒップホップなど、得意ジャンルの中心に位置づけられます。
コースタイルを磨くことは、応用やフュージョンを行う上での「軸足」を作ることにつながります。流行やトレンドに左右されず、アイデンティティの根拠を支える要素です。
こおでぃねえしょん【コーディネーション/Coordination】
身体各部を連携させて動かす運動調整能力を意味します。ダンサーにとっては、リズム感・反応力・精密なタイミングの基礎になる感覚です。
細かなアイソレーションやステップの連動に欠かせず、スムーズな動作を支えます。特に群舞では、全員のコーディネーション精度が統一感の鍵になります。
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こおと【コート/Court】
コートはダンスバトルや練習会で使用される「場」を指す俗称です。バスケットボールコートから転じ、ストリートカルチャーと密接に結びついた言葉です。
コートでは地面の感触や音響が重要で、ダンサーは床質に応じてムーブを調整します。ステージとは違う即興性と観客の近さが、ストリート特有の熱を生みます。
こおらす【コーラス/Chorus】
コーラスは楽曲のサビ部分を指し、最も印象的なメロディが展開される部分です。ダンスでは振付のピークが置かれる場面でもあります。
音楽的な展開を理解してコーラスに「見せ場」を作ることは、構成美の基本です。群舞ではコーラス部分の統一度が、全体の完成度を左右します。
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こおらすれんしゅう【コーラス練習/Chorus Practice】
コーラス練習は曲のサビ部分に特化した振付練習を指します。限られた時間で印象を最大化するため、精度とエネルギーが求められます。
カウントの取り方やフォーメーションを入念に合わせ、見せ場の一体感を仕上げます。イベントや発表会の仕上げ段階で最も重視される工程です。
こおるあうと【コールアウト/Call Out】
バトルで相手を指名して挑戦する行為を指します。ストリートの原点である「即興対話」を象徴する文化的ジェスチャーです。
フェアな挑戦とリスペクトを前提に行われ、観客や周囲の熱量を一気に引き上げます。自信と技術を示す行為であり、シーンの精神的な骨格を支えるルールの一つです。
こおるあんどれすぽんす【コールアンドレスポンス/Call & Response】
発信と応答の往復でリズムを共有する形式です。MCや観客、ダンサー同士が掛け合うことで一体感を生みます。
ステージ上では声や動きのパターンで表現され、即興的なグルーブのやり取りとして機能します。ヒップホップのライブ精神を支える最も古典的な構造です。
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こすちゅうむ【コスチューム/Costume】
ダンス作品における衣装全般を指します。ジャンルや演出意図に合わせて素材・色・形状が選ばれ、作品の世界観を視覚的に補強します。
動きやすさとデザイン性の両立が求められ、照明やカメラ映りにも影響します。服装の質感や揺れが、ムーブの余韻やスピード感を強調することもあります。
こねくと【コネクト/Connect】
「つなげる」という意味で、ムーブ間の連携や人との関係構築を指します。技や表現を滑らかに繋ぐ能力は、作品の流れを支える重要な要素です。
身体操作においては、力の伝達や重心移動の継続を意味します。対人面では、バトルやセッションでの相互理解・呼吸の一致を象徴します。
こぴい【コピー/Copy】
他者の動きや作品を忠実に再現する練習法です。観察力・タイミング・再現精度を磨くための基礎的トレーニングとして重視されます。
単なる模倣ではなく、構造を理解して自分の身体言語に変換する過程が重要です。結果として、自身の動作精度や分析力が飛躍的に向上します。
こぴけっと【コピケット/Copycat】
他者のスタイルを模倣する人を指す俗語です。オリジナリティの欠如を批判するニュアンスを含む場合が多いです。
ただし、リスペクトや研究目的での引用は文化的発展に寄与します。引用と盗用の境界を理解することが、シーンでの信頼を保つ鍵です。
こんてすと【コンテスト/Contest】
競技形式で行われるショーイベントを指します。技術・構成・表現力・チームワークなどが審査基準となります。
多くの大会で振付の完成度と一体感が評価対象となり、練習の到達点を測る機会です。参加を通じて自分の現在地を把握し、次のステップへの課題が見えます。
こんぱす【コンパス/Compass】
方向性や軸の比喩として用いられ、自身のスタイルや進む方向を象徴します。作品制作や練習の「座標」を定める概念です。
ブレない軸を持つことで、試行錯誤の中でも一貫性を維持できます。個性や哲学を持つダンサーほど、この「コンパス」を意識的に使っています。
こんふりくと【コンフリクト/Conflict】
「衝突・葛藤」を意味し、作品中の対立構造や感情表現のモチーフとして使われます。動きのコントラストを際立たせる手法としても機能します。
緊張と解放を対比させる構成を作ると、ドラマ性が際立ちます。心理的テーマをムーブで体現する現代的なアプローチの一つです。
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まとめ
ダンス用語辞典第10回、 か行⑤「こ」は以上です。これらのダンス用語を理解し、練習に取り入れていけば、より効果的なトレーニングが行えるでしょう。
次回をお楽しみに!
あなたのダンス、ボイトレ、歌唱、楽器演奏に関するスキルアップをNAYUTAS(ナユタス)中野校が応援します。