こんにちは!NAYUTAS(ナユタス)中野校です。
「日常生活で声が通らない」「こもって聞こえる」「マイクを通しても埋もれてしまう」そんな悩みを抱える方は多くいます。
声が通らないのは、単に声が小さいからではありません。発声の仕方や姿勢、呼吸の使い方など、体全体の使い方が深く関係しています。
この記事では、通る声を手に入れるためのポイントと、今日からできる改善方法を詳しく解説します。
目次
声が通らない原因とは?
声が通らないと感じるとき、原因は喉だけにあるとは限らず、発声の癖や呼吸の浅さ、姿勢など体の使い方全体が関係しています。ここでは、よくある原因を順に見ていきましょう。
1. 息の圧が弱い
通る声を出すには、十分な息の支えが必要です。呼吸が浅いまま声を出すと、空気の圧が足りず声が遠くまで届きません。特に胸式呼吸のままだと喉に力が入り、息の流れが途中で途切れてしまいます。
2. 喉を締めて発声している
緊張や力みで喉を締めてしまうと、声の響きがこもり、抜けにくくなります。高音を出そうとするときや、人前で話すときに喉が詰まる人は特に注意が必要です。喉をリラックスさせ、息の流れに声を乗せる意識を持つことがポイントです。
3. 共鳴が弱い・口の開きが小さい
声は、口腔・鼻腔・頭部などで反響することで響きが生まれ、これを共鳴と呼びます。口をあまり開けない発声では、共鳴が十分に生まれず、声がこもって聞こえてしまいます。
4. 姿勢や体の使い方に問題がある
猫背や巻き肩になると、肺が圧迫され呼吸が浅くなります。特にデスクワークやスマホ操作が多い人は、知らず知らずのうちに声の通り道が狭くなっています。
5. 声帯のバランスが乱れている
声帯の閉じ方や筋肉の使い方が偏っていると、息漏れの多い声になり、声が通らなくなります。ボーカルトレーニングでは、この声帯の閉鎖バランスを整えることから始めるケースもあります。
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声を通すための基本姿勢と呼吸法

通る声を出すためには、まず土台となる姿勢と呼吸を整えることが大切です。ここでは、発声の基礎である姿勢と呼吸法を見直しましょう。
1. 姿勢を整えるだけで声は変わる
まずは、立ち姿勢を見直しましょう。背筋をまっすぐに伸ばし、頭を上から糸で吊られているように意識します。肩や首に余計な力を入れず、胸を軽く開くと、呼吸がスムーズに入ります。この姿勢を保つだけでも、声の通り道が広がり、響きが一気に変わる人も多いです。
2. 腹式呼吸で声を支える
通る声を出すには、腹式呼吸が欠かせません。お腹を膨らませるように息を吸い、ゆっくりと吐く練習を繰り返します。仰向けに寝て、お腹の上に手を置きながら呼吸すると、正しい感覚がつかみやすいでしょう。声を出すときは、お腹の下の方(丹田)で支えるイメージを持つと、息が安定して声がブレなくなります。
3. ブレスコントロールが響きを生む
声を遠くまで飛ばそうとすると、つい息を強く押し出してしまいがちです。しかし、通る声は強い息ではなく安定した息がつくります。息をコントロールしながら発声することで、声帯が無理なく振動し、自然な響きが生まれます。
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通る声を作るための発声練習
正しい姿勢と呼吸を身につけたら、次は実践的な発声練習です。日々のトレーニングで声の響きと方向性を整えることで、無理なく通る声が出せるようになります。
1. ハミング練習で共鳴を感じる
「んー」と口を閉じて声を出すハミングは、共鳴感をつかむのに最適です。その際、鼻や額のあたりに振動を感じるように練習しましょう。響きを前に集める意識が、通る声づくりの第一歩です。
2. リップロールで力みを取る
唇を震わせながら「ブルルル」と声を出すリップロールは、呼吸と声のバランスを整えるトレーニングです。喉を締めずに、軽い息の流れで続けるのがコツで、ウォーミングアップにもおすすめです。
3. 母音練習で声を前に飛ばす
「ア」「エ」など明るい母音を使って発声し、声を前方に届けるイメージを持ちましょう。指1本分ほど口角を上げて、笑顔に近い表情で声を出すと、自然と声の抜けがよくなります。
4. ボーカル教室で行うトレーニングの例
ボーカル教室では、声の共鳴ポイント(鼻腔・頭声など)を意識したスケール練習や、姿勢・ブレスのチェックを行います。講師がリアルタイムで響きの方向や息の流れを修正することで、自分では気づけない発声のクセを改善できます。「声が通らない」と悩む多くの人が、1〜2か月のトレーニングで明らかに声の抜けが変わることも珍しくありません。
「自分に一番合った声の出し方が知りたい」「早く声が変わったことを実感したい」という方は、ボーカル教室のレッスンがおすすめです。
NAYUTAS(ナユタス)中野校では、プロの講師がマンツーマンで指導し、通る声が出せるようになるまで丁寧にサポートします!
日常生活でできる「声を通す」習慣づくり

ボイトレ以外にも、日常でできる工夫はたくさんあります。
- 朝起きたら、軽いストレッチとハミングで喉を目覚めさせる
- 水分をこまめに取り、声帯を潤す(乾燥は大敵)
- 長時間の無言や口呼吸を避け、喉をやわらかく保つ
- 座る・歩くときも背筋を伸ばし、呼吸をしやすくする
こうした習慣を続けることで、自然と通る声が身につきやすくなります。体全体で声を出す意識を持つと、話すときの印象も明るくなるでしょう。
ボーカル教室でのトレーニングが効果的な理由
自分では、声が通らない原因が分かりにくいものです。ボーカル教室では、プロの講師が生徒一人ひとりの声質・姿勢・発声のクセを細かく分析し、最適なトレーニングを行います。
プロに見てもらうメリット
- 共鳴の位置や息の方向をその場で修正できる
- 正しい発声を覚えることで、喉を痛めずに声を響かせられる
- 録音やマイク練習で、自分の声の「抜け方」を実感できる
また、ボーカル教室では声量ではなく響きを育てる指導を行うため、無理なく通る声を身につけられます。動画では分かりにくい感覚的な部分も、講師のアドバイスで即座に理解できるのも大きな魅力です。
正しいトレーニングで“通る声”を手に入れよう
声が通らない原因は、声の小ささではなく、呼吸・姿勢・響きのバランスにあります。
腹式呼吸と共鳴を意識した発声を身につけることで、自然と声は遠くまで届くようになります。
そして、最も効率的に改善する方法は、プロによるマンツーマン指導を受けることです。
NAYUTAS(ナユタス)中野校では、あなたの声の特性を見極めたトレーニングで、通る声を無理なく育てていきます!
「声が通らない」と悩んでいる方は、ぜひ無料体験レッスンでトレーニング後の声の違いを実感しましょう♫

