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マイクの種類とは?特徴の違いから選び方まで詳しく解説

スタジオに立てられているマイクの種類がダイナミックマイクである様子

新しくバンドを組み、ボーカルを担当することになったので自分に合ったマイクを購入したいけれど、種類が多くてどう選べばよいかわからず困っている人はいませんか?

この記事では、マイクの種類を特徴の違いから選び方まで詳しく解説します。

マイク種類とは?

マイクにはいくつかの種類があり、それぞれ音の拾い方や用途が異なります。

そのためそれぞれの特徴の違いを理解して現場に合ったマイクを使用することが大切だと言えるでしょう。

初心者が覚えておきたいマイクの種類を3つご紹介します。

ダイナミックマイク

スタジオに設置されたダイナミックマイク

画像出典:ChatGPT

ダイナミックマイクとは、声や音の振動によって内部のコイルが動き、その動きを電気信号に変換する仕組みのマイクです。

構造がシンプルで耐久性が高く、ライブやカラオケ、バンド練習など幅広い場面で使用されています。

ダイナミックマイクの特徴やメリットは以下の通りです。

項目 内容
特徴
  • 丈夫で扱いやすく、ライブやカラオケなどでよく使われるマイク
  • 音量の大きい声や楽器にも強く、初心者でも安定した音を拾いやすいのが特徴
仕組み
  • マイク内部にある「振動板(ダイアフラム)」が声の振動を受けて動き、その動きによってコイルと磁石が電気信号を発生させる仕組み
用途
  • ライブボーカル、カラオケ、バンド練習、スピーチ、配信など幅広く使われる
  • 特にライブハウスやスタジオではボーカル用として定番のマイク
指向性
  • 多くのダイナミックマイクは単一指向性(カーディオイド)を採用
  • マイクの正面の音を中心に拾い、後ろや周囲の音を拾いにくい特徴がある
  • ライブやスタジオでも周囲の雑音を抑えて声を拾いやすい
メリット
  • 耐久性と音圧耐性が高く壊れにくい
  • ハウリング(キーンという音)が起こりにくい
  • 大きな音量にも強い
  • 直接ミキサーやスピーカーに接続して使える
  • 環境音を拾いにくい
  • 構造がシンプルなため電源が不要
デメリット
  • 繊細な音のニュアンスは拾いにくい
  • レコーディング専用マイクより音の細かい表現力はやや劣る

ハウリングとは、スピーカーから「キーン」「ピー」「ブーン」といった耳障りな音が流れる現象です。

マイクで拾った音をアンプが増幅してスピーカーから出力し、その音を再びマイクが拾ってしまうことで特定の周波数が異常に増幅するために起こります。

ライブやカラオケでは発生しやすいため、ハウリングが起こりにくいダイナミックマイクは初心者でも扱いやすいマイクだと言えるでしょう。

また指向性とは、どの方向の音を拾いやすくどの音を抑えるかを示す性能のことで、この性能があることによりマイクは目的の音を効率的に拾えるのです。

ダイナミックマイクは多くの音楽スクールやライブハウスで使用されるため、初心者が触れる機会の多いマイクです。

そのため、音楽スクールの受講を検討している人は、ダイナミックマイクの特徴を理解しておくことでレッスン内容や機材の説明をより深く理解できるでしょう。

コンデンサーマイク

スタジオに設置されたコンデンサーマイク

画像出典:ChatGPT

コンデンサーマイクとは、声や音の振動によって振動板(ダイアフラム)と電極の間に電気的な変化が起こり、その変化を電気信号に変換して音を録音するマイクです。

音の細かなニュアンスまで拾える高感度のマイクで、レコーディングスタジオやボーカル録音などでよく使用されます。

コンデンサーマイクの特徴やメリットは以下の通りです。

項目 内容
特徴
  • 高感度で音の細かなニュアンスまで拾えるマイク
  • 歌声の表現や息づかいなども繊細に収音できるため、レコーディングスタジオやボーカル録音でよく使用される
仕組み
  • 振動板(ダイアフラム)と電極の間で起こる電気的な変化を利用して音を電気信号に変換する仕組み
  • 動作にはファンタム電源などの電源が必要
用途
  • ボーカルレコーディング、ナレーション収録、配信、楽器録音などに使用される
  • レコーディングスタジオではボーカル用マイクとしてよく使われる
指向性
  • 単一指向性(カーディオイド)のモデルが多く、マイクの正面の音を中心に拾う
  • 製品によっては無指向性や双指向性に切り替えられるモデルもある
メリット
  • 音の細かなニュアンスまで収音できる
  • 高音域までクリアに録音できる
  • 歌声の表現力を豊かに収録できる
  • レコーディングや配信に適している
デメリット
  • 湿気や衝撃に弱い場合がある
  • 環境音や雑音も拾いやすい

無指向性とは360度ほぼ均等に音を拾う性能のことで、双指向性とは正面と背面の音を拾い左右の音は抑える性能のことです。

またコンデンサーマイクは感度が高いため、レコーディングではポップガードを使用して息や破裂音を防ぐこともあります。

コンデンサーマイクは音質の良さを求められるさまざまな場面での利用に適しているため、自分の声を録音して聴いてみたい初心者ボーカルの人も積極的に活用してみましょう。

ただし感度が高いため、自宅で録音する場合は周囲の生活音なども拾いやすい点に注意しましょう。

リボンマイク

スタジオに設置されたリボンマイク

画像出典:ChatGPT

リボンマイクとは、磁石の間に設置された薄い金属リボン(帯状の金属箔)が音の振動によって動くことで電気信号を発生させる仕組みのマイクです。

コンデンサーマイクやダイナミックマイクとは異なり、自然でやわらかい音質が特徴で、楽器録音やスタジオレコーディングなどで使用されることがあります。

リボンマイクの特徴やメリットは以下の通りです。

項目 内容
特徴
  • 自然でやわらかい音質が特徴のマイク
  • 高音域がなめらかで耳にやさしい音を収録できる
  • スタジオレコーディングなどで使用されることが多い
仕組み
  • 磁石の間に設置された薄い金属リボン(帯状の金属箔)が音の振動で動くことで電気信号を発生させる仕組み
  • リボンの振動をそのまま電気信号に変換して音を収録する
用途
  • ボーカル録音
  • ギターアンプの収録
  • ドラムのオーバーヘッドマイク
  • スタジオレコーディングなど
指向性
  • 双指向性のモデルが多い
  • 左右の音を抑え、正面と背面の音を収録できる
メリット
  • 自然でやわらかい音質を収録できる
  • 高音域がなめらかで耳にやさしい音になる
  • 楽器の音を自然な雰囲気で録音できる
デメリット
  • 構造が繊細で衝撃に弱い
  • 強い風圧や大きな音に弱い場合がある
  • 価格が比較的高いモデルが多い

リボンマイクは繊細な構造のため取り扱いに注意が必要ですが、暖かみのある自然な音色が特徴です。

そのため一般的なボーカルレッスンではダイナミックマイクやコンデンサーマイクが使われることが多く、リボンマイクは主にスタジオ録音などで使用されることが多いでしょう。

マイクの選び方

初心者の人はマイクを選ぶ時に、以下の項目をチェックするのがおすすめです。

  • 使用する用途に合っているか
  • マイクの指向性
  • 求める耐久性を満たしているか
  • 使用環境に合っているか
  • マイク以外に必要な機材があるか

使用環境をチェックした方がよい理由として、コンデンサーマイクは生活音も拾いやすいため自宅録音には適さない場合があることが挙げられます。

また、例えばコンデンサーマイクを選ぶならファンタム電源といったマイク以外の機材も必要となるため、その分だけ予算も多く見積もっておく必要があります。

自分に合ったマイクで楽しく歌うためにも、最初の一本を購入する際は用途や使用環境を確認しながら慎重に選ぶことが大切です。

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マイクについても個人のニーズをしっかりとヒアリングし、その人に合った選び方をお伝えするので楽しく練習ができるようになるでしょう。

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まとめ

マイクには複数の種類があり、それぞれ音の拾い方や用途が異なります。

この記事も参考にして自分のお気に入りの1本を見つけ、楽しく練習に取り組んでみてください。