こんにちは、NAYUTAS鷺沼校ボーカル講師のあいひです!
高音が出ない、声量が出ない、声がくもる…… もしあなたがこれらの問題の解決のためにがむしゃらに歌ったり腹筋を繰り返したりしているのだとしたら、残念ながらとんだ見当違いと言わざるを得ません。
どんな努力をしようとも、普段の会話と変わらない口の開け方で歌っていたのなら、それこそがあなたの歌が上達しない原因です。
今回は、より良い歌声を手に入れるためのイロハのイである、「口の開け方」について説明をします。
そもそもなぜ口を開けなければいけないのか?
さて、歌のレッスンを受けたことのある人なら「口を開けましょう!」と言われたことは何度もあると思います。けれど、そもそもなぜ口を開けなければいけないんでしょう?
答えは簡単。
口を開けないと声が聞こえないからです。
歯や唇は邪魔者!
人間は声帯で音を作って、それを口や鼻から外へ放ちます。
この時、せっかく声帯で作った音のエネルギーを減らしたくないですよね。
ということを考えると、声帯よりも上にある器官(舌、歯、唇)は声の通り道をふさぐ「邪魔者」になるわけです。この邪魔者たちの影響をできるだけ減らすために「口を開けましょう!」と指導されるわけです。
演奏中は周りがうるさい!
ではなぜ音のエネルギーを減らしたくないのか?
当たり前すぎて忘れがちですが、歌っている間は他の楽器による伴奏も演奏されています。
これ、うるさいんです。人の声をかき消してくるんです。うるさい場所、例えば、電車が走る踏切の近くや休日のお昼時のフードコートで会話するときって、ゴニョゴニョ話したりしないですよね?
同じように、他の楽器の音に埋もれてしまわないように口を開けよう、ということです。なので実は、他に楽器がいないアカペラでの歌唱のときは、ある程度口をちっちゃくしても「演出」として許されちゃいます。
具体的にどうやるのか?
「口を開ける」という言葉で始動されることが多いですが、具体的に言うと「下アゴを下げる」が正確な表現になります。
耳の穴の手前のポコっとした部分(耳珠)の斜め下あたりが、頭蓋骨とアゴを繋ぐ「顎関節(がくかんせつ)」と呼ばれる関節です。下アゴを下げると顎関節のあたりにくぼみができるはずです。このくぼみができる状態を標準状態にして歌うのが理想です。
練習方法は?
家で練習するときは、鏡をみたり、スマホで自分の姿を録画したりして、口の大きさを確認しましょう。
歌っている間、口の中にある自分の舌が常に見えているように意識しましょう。特にイ段やウ段で口を閉じる人が多いので、気をつけてみてください。
また、Youtubeなどでお手本を探したい人は THE FIRST TAKEなど、プロの歌っている顔を近くで撮った映像がおすすめです。
MV(ミュージックビデオ)などは、映像を後撮りしていることが多いので、口の開け方の参考にはならないので注意しましょう。
と、ここまで「口を開けること」について説明してきましたが、説明しきれない!
それぞれの母音の特徴や、唇の形の注意点、舌の位置などなど……
全部を説明すると記事が長くなりすぎるし、そもそも文字だけでは伝えきれないものもあります。
NAYUTAS鷺沼校では現在、無料体験レッスンを行なっています。この記事を読んでよりしっかりと口の開け方を学んで「歌うま」へのスタートを切りたい方は、ぜひ、体験レッスンへお越しください!
以上、NAYUTAS鷺沼校より、あいひでした!

