こんにちは！
神戸三宮のボイトレ、ナユタス三宮駅前校のスタッフです！😊
本日は藤井風さんの「満ちてゆく」を解説！
後半には歌い方も解説します！！😆
3月22日に公開された映画「四月になれば彼女は」の主題歌として書き下ろされた本楽曲は、
藤井風さんが愛の不在を描いたラブストーリーに曲を添えるというお話しをいただき、
人生で初めてラブソングというもの書いてみようと意気込んで作ったそうです。
しかし実際に出来上がったものは、これまでずっと表現していたものの延長線上にあったそうです。
藤井風さんは「満ちてゆく」について、
“始まりがあるものには終わりがあるということ。
愛は求めるものではなく、すでにたくさん持っているもの。
与えれば与えるほど、「満ちてゆく」もの。とコメントされていました！✨
映画の公式サイトには原作者の川村さんと藤井風さんの対談が載っていますので、
是非見てみてください！より曲に対する理解度が高まりますよ😊
「満ちてゆく」の歌詞の意味を考察！
人によって様々な解釈はあるかと思いますが、藤井風さんのコメントを参考に自分なりに考えてみました。
この曲のMVでは、先の長くない老人が自分の人生の回想しており、
その回想のなかで母親が自分の様子を見守っている様子が描かれています。
子供の頃は誰かに愛を受ける事が多いと思います。
大人になり親になるとそれを与える側になると思います。
藤井風さんも、与えれば与えるほど満ちてゆくとコメントされていますが、
誰かに見返りもなく与えること。無償の愛。
それこそが本当の愛だというの伝えたかったのではないかなーと思いました！！😍
サビの部分、”手を放す、軽くなる、満ちてゆく”
がとても印象的でここにそれが詰まっている気がします。
手放す事で軽くなったという歌詞なのでネガティブにも捉えることも出来ますが、
逆に考えると自分の欲を解放して無くしたら、今度は人に与えてあげるという行為ができる。
それで心が満たされてゆくと捉えることもできるので、哲学的ではありますが、
愛とは何かをすごく考えさせられる曲で素敵だなぁと感じました😭
⭐️歌い方とおすすめ練習法を解説⭐️
この曲は全体的に高い音が少ないので、比較的歌いやすいとは思います。
ただ何も考えずに歌うとつまらなくなってしまうのでカッコよく歌うには、
曲の雰囲気にあわせて抑揚をつけることがすごく大事です！
・息の割合を考えて歌う
息多めの息声にしたり逆に息を少なくしたりと、藤井風さんはこれが非常に上手だなぁと思います！
ボイトレ的な事を言うと、
息声の練習やエッジボイスの練習などありますが、簡単なコツは歌詞をセリフみたいに言ってみることです！
藤井風さんも歌っているというより、演じているのに近いのかなぁと思います！
入りのAメロも呟いているような感じですね！
息の割合を考えて歌うだけでも抑揚をつけることに繋がるので、是非練習してみてくださいねー！👍
藤井風さんの「満ちてゆく」を解説させていただきました！
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