はじめに
みなさんこんにちは!ボイトレ講師の木皿です。
最近、歌う上で忘れてはならないなあと思うことがあります。
それは、「歌うんだけど歌わない」ということ。
?????となる方がほとんどでしょうか。
はたまた、深くうなづいて下さる方もいますでしょうか。
私に歌を教えて下さった恩師はふたり。
ふたりとも共通して、「歌うな」と言いました。
色んな言い方で、「声を当てるのではなく、話すイントネーションにメロディがのる」「息で押すのではなく、身体で響かせる」と教えてくれました。
言われているときはピンとは来ないのですが、いろんなジャンル、たくさんの曲を、様々な現場で歌ううちにわかってきました。
「歌うんだけど、歌わない」がまさにわかるジャンルが「シャンソン」ですね。
今回はシャンソンについてお話しします!
シャンソン(Chanson)とは
フランス発祥の歌のジャンルで、感情豊かな歌詞とドラマチックな表現が特徴。
もともとは「歌」という意味ですが、特にエディット・ピアフ や シャルル・アズナヴール のようなフランスの芸術的な歌を指すことが多いようです。
歌詞に物語があり、日常会話や隠語が入っていたりします。
日本では、昭和時代にシャンソンを和訳カバーした和製シャンソンが流行しました。
シャンソンの特徴
・感情を込めた歌唱:ただ歌うだけでなく、語りかけるように 歌う
・ ドラマチックな表現:声の強弱や抑揚を大きくつける
・歌詞が深い:人生・愛・別れ・喜び・悲しみ…詩的でストーリー性が強い
・ クラシックやジャズの影響もある
有名なシャンソンの曲
・愛の讃歌
・ バラ色の人生
・ 枯葉
タイトルでピンと来なくても、一度は耳にしたことがあるはず。曲はいろいろな歌手に歌われ、愛されています。日本のシャンソン歌手で言うと、越路吹雪や美輪明宏が上記曲を日本語カバーしています。
越路吹雪 – 愛の讃歌 (from 「越路吹雪 華麗なる世界」)
シャンソン風に歌うコツ
①「語るように歌う」
シャンソンは 「話すように歌う」 のが大事!
・まずは歌詞を朗読してみる(感情を込めてセリフのように)
・ 言葉を大切に → 一語一語をしっかり発音
② 強弱と抑揚をつける
・ ダイナミクス(強弱) が大事!
・ 「強く歌う部分」と「優しく歌う部分」を分ける
・ 感情を込めて「泣くように」「笑うように」歌う
③ ビブラートを使う
シャンソンは 深めのビブラート が特徴!
ロングトーンをしっかり伸ばして、最後にビブラートを入れる
おわりに
話すように自然に歌う…が分かってくると、より自由に音楽を感じることができます。
世代の方も若い方も、是非シャンソンを楽しんでみてください♪
更にシャンソンを楽しみたい方は、是非体験レッスンへお越しください!
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた👋
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