「ビブラートができるようになりたい」と相談されることは、ボイストレーニングでも多いお悩みの一つです。
カラオケ採点では高得点につながりやすく、歌が上手い人の象徴のようにも見えるため、独学で練習している方も多いのではないでしょうか。
しかし実は、ビブラートは “作ろうとするほど不自然になる” 技術です。
喉を震わせたり、あごを揺らしたり、音程を意識して上下させようとしてしまうと、かえって声が硬くなったり息が苦しくなったりします。
ビブラートは「技術」というより、正しい呼吸・姿勢・声の安定が整った上で“自然に生まれる揺れ”。
そのため、初心者でも正しいステップで練習すれば無理なく身につきます。
この記事では、
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ビブラートが自然に入るための準備
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初心者がやりがちなNG例
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すぐ試せる簡単練習
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マンツーマンレッスンで改善できるポイント
を、新宿三丁目校のボイストレーニング講師視点でわかりやすく解説します。
ビブラートは「技術」より「状態」で決まる
ビブラートは、声帯が規則的に揺れることで起きる自然現象です。
その揺れを“作ろう”とすると不自然になり、逆に声が震えないどころか喉が締まって声が出しづらくなります。
自然なビブラートが入る人は以下が共通しています。
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息が一定で安定している
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喉まわりや首が脱力している
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声帯の閉じ具合がちょうどよい
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音程がしっかり安定している
つまり、ビブラートは結果であり、目的にしてしまうと逆効果なのです。
初心者がやりがちなNG例
NG①:あごを揺らす
あごをガクガク動かしてビブラートっぽく聴かせる方法ですが、これは完全に逆効果。
音程が不安定になり、喉にも負担がかかります。
NG②:喉を上下に動かす
喉仏を動かして揺れを作ろうとすると、喉が締まって苦しくなります。
NG③:音程を上下に動かす
「ウィーン」「揺らす」など無理に音程を動かすと、声が崩れたり音が外れやすくなります。
NG④:息を大量に吐いて揺らそうとする
息を出しすぎると声帯が閉じず、スカスカのビブラートになります。
自然なビブラートを生む「呼吸」と「姿勢」
ビブラートの基礎は、呼吸と姿勢が8割です。
呼吸
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鼻から静かに吸う
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吐く息は細く長く一定に
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息が波打たないことが最重要
息が乱れるとビブラートではなく「震え声」になります。
姿勢
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肩と首の脱力
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胸を張りすぎない
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重心をかかとにもどしすぎない
声帯周りの緊張が少ないほど、声が自然に揺れます。
今日からできる!初心者向けビブラート練習
① ハミング(鼻歌)で5秒伸ばす
声帯が閉じすぎないやわらかい状態を作れます。
② 一定の音を10秒伸ばす
目指すのは「揺れを作る」ではなく「息を一定にする」こと。
③ 指揺らしトレーニング
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指を優しく胸の上に当てて、呼吸のリズムを感じる
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揺れに合わせて小さく「んー」と発声
→ ビブラートではなく、揺れの“感覚”をつかむ練習です。
④ 音が安定したら、自然に揺れが出る
正しく発声が安定すれば、最後の1〜2秒に自然と揺れが入ります。
マンツーマンでのレッスンでできること
新宿三丁目校のマンツーマンでは、以下のような指導が可能です。
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あなたの声帯のタイプを見て、最適な発声方向を選ぶ
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喉の癖(締め癖・息漏れ・音程の揺れ)を改善
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呼吸と姿勢のチェック
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ビブラートが自然に入る瞬間を一緒に探す
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曲に合わせた「入れどころ」「入れすぎない」調整
ビブラートは「コツ」より「状態」です。
その状態を作るための細かなチェックは、マンツーマンが最速です。
まとめ
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ビブラートは作るものではなく、発声が安定した時に自然に生まれる
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NG行動(あご揺らし・喉揺らし・音程上下)は逆効果
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呼吸と姿勢が整えば初心者でも自然に揺れる
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マンツーマンレッスンでは“自然に入る瞬間”を再現できる
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「歌が上手くなりたい」「音痴を改善したい」「ボイトレを始めてみたい」という方は、ぜひ プロ講師によるマンツーマンの体験レッスン にお越しください。
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