🎤 Mrs. GREEN APPLE『天国』
― 醜さも愛し、声で祈る ―
こんにちは。NAYUTAS静岡駅前校です。
今回は、2025年5月2日に配信されたMrs. GREEN APPLEの17thシングル『天国』を題材に、
**“声でどう感情を届けるか”**という観点で、歌詞と歌唱法を深掘りしていきます。
この曲は、ボーカル大森元貴さんが主演・主題歌を務めた映画『#真相をお話しします』のために書き下ろされたもの。
インタビューでは彼自身が「自分の弱さや業(ごう)にまっすぐ向き合った」と語っており、
聴く側も“心の深い場所”を見つめ直させられる、強くも繊細な一曲です。
📝 歌詞考察|「汚れ」と「祈り」の共存
歌い出しのフレーズ――
「どうしても どうしても 貴方の事が許せない」
ここにあるのは、感情の暴走ではなく、
**「許せない自分を、どうしても受け入れられない苦しさ」**なのかもしれません。
さらに大森さんは、インタビューの中でこう語っています:
「自分の醜さを、きれいに飾るのではなく、そのままに認めたかった」
「どんなに汚れていても、花は香る。心にもそれがあると信じたかった」
これはまさに、歌詞の
「心に蛆が湧いても まだ香りはしている」
という一節に通じます。
その痛みや矛盾を“声”で表現するには、完璧さよりもむしろ「揺れ」や「もつれ」を大切にする発声が求められます。
🎙️ ボイトレ視点|「整える」のではなく「さらけ出す」歌唱
この曲を自分の歌として届けるために必要な技術は以下の3つです:
1.曖昧な感情を支える“脱力系ミックスボイス”
→ 張らない、でも消えない声で高音を繋ぐ
2.息を含んだ「語り」と「歌」の中間を探る
→ セリフのように、でも音程から逸れないギリギリのラインを狙う
3.「間」の表現を声で支える
→ 声が出ていない“無音の瞬間”も、感情を伝える
NAYUTASでは、こうした“整えない表現”をあえて磨くレッスンも行っています。
📍 今回の楽曲に最適な体験メニュー
🎤 自分の声で“感情”を伝えたい →「表現力特化レッスン」
🎶 高音を“叫ばずに届けたい” →「ミックス&ファルセット体験」
📍 不器用なままでも歌にしたい →「声の個性を見つけるレッスン」
✉️ 最後に
“天国”という言葉が表すのは、救いではなく「超えていく場所」。
あなたの声にも、
届かないまま終わらせたくない“想い”があるなら――
まずは体験レッスンで、
そのままの声と向き合うところから始めてみませんか?
私たちが、あなたの“声で祈る力”を引き出します。
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NAYUTAS(ナユタス)静岡駅前校
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