こんにちは!
ナユタス所沢校ボイトレ講師の坂口です。
今回は、aiko「カブトムシ」を用いて、裏声で高音を出す練習をしてみましょう。
「発声練習では裏声が出るのに、曲になると出づらい」という方にこそ試していただきたい練習です。
まずは「息を揺らす」練習から
いきなり裏声を出そうとするのではなく、その手前の準備から始めます。
まずは、歌い出しの「悩んでる体が熱くて」のところを、次のように区切ってみましょう。
- なや〜んでる
- か〜ら
- だ〜が
- あつ〜くて
続く「どうした早く言ってしまえ」も同じように区切ります。
- どう〜した
- はや〜く
- いって〜
- し〜まえ
というように、「〜」の部分で息を揺らしましょう。
このとき、小刻みに揺らすのではなく「ぐわ〜ん」というように、次のイメージで揺らすのがポイントです。
- 力が抜けて、だる〜く揺れる
- 大きい船が海の波に揺れる
こうして口や喉の力みを取り除いて、柔軟性を高めておきます。
サビも同じように、緩めて揺らす
サビに入っても、同じ要領で続けます。
- 少し背の高い〜
- あ〜な〜た〜の〜
- み〜み〜に〜よ〜せ〜た〜
- お〜で〜こ〜
サビの後半も同様です。
- さ〜そ〜わ〜れ〜た〜
- あ〜た〜し〜は〜
- か〜〜ぶと〜む〜し〜
ここも全部、緩めて息を揺らすように動かしていきます。
いよいよ裏声へ
サビの一番最後、「生涯忘れることはないでしょう」の2箇所が高音の裏声になります。
- 「生涯」の「い」
- 「忘れる」の「る」
ここも、先ほどお伝えしたことと同じように、「しょ〜うが」「わ〜すれ」は口と喉の力みを取り除いて、息を波のように揺らして歌います。
そのまま、息を後頭部から斜め後ろに投げて、手放しながら裏声に持っていき、「(しょうが)い〜」と「(わすれ)る〜」を歌います。
イメージとしては、釣竿の先をびょーんと後頭部から斜め後ろに飛ばすような感じです。息の勢いが大事です。
まとめ
今回は、「カブトムシ」を用いた裏声の練習方法をご紹介しました。
発声練習ではちゃんと出るのに、曲になると出づらい、というお悩みは多いです。
練習曲を使ってテクニックを磨いていくのもとてもおすすめの方法ですので、ぜひやってみてください。
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