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aiko「カブトムシ」の歌い方|プロ講師直伝の高音&裏声テクニック [所沢のボイトレ教室]ナユタス所沢校

こんにちは!ナユタス所沢校ボイトレ講師の坂口です。
今日は、aikoさんの名曲「カブトムシ」の歌い方をレッスン形式で解説します。

語りかけるような歌声が印象的なこの曲ですが、サビの裏声に苦手意識を持つ方も多いですよね。
本記事では、中低音の発声からサビの高音攻略法までを解説するので、ぜひ最後までご覧ください!

最近、急に暖かくなってきましたね。
まだ少し気が早いですが、夏に向けて「カブトムシ」を選曲してみました!
私はこの曲が大好きでして、ソロももちろんですが、合唱曲に編曲されたものも歌ったことがあります。

今回は1番を解説してみたいと思います。

aikoさんの歌声は、語りかけるような、喋り声のような、それでいて艶やかな響きと親しみやすさのある素晴らしいお声ですよね。

私たちが歌う際は、その雰囲気に少しでも近づくために、「歌い上げる」というより「語りかける」という意識を持った方が歌いやすいと思います。

歌い出し〜サビ前まで

最初の部分は、歌いやすい中低音セクションです。
特に語りかけやすい部分でもあります。

コツは、「玉入れ」です。

運動会の競技の玉入れを思い出してください。
玉を投げ入れる籠を、自分の目の前・胸より下の高さに置きます。
声を玉だと思って、籠に向かって投げ入れましょう。
そのとき、上から下に放物線を描くように投げ落としてください。

歌い出しの
「悩んでる身体が熱くて」を

な〜や〜んで〜る〜か〜ら〜だ〜…

というように、1音ずつ放物線を描いて投げ落とします。

体から声が離れていくように意識しましょう。

この歌い方は、サビ前の
「白馬のたてがみが揺れる」
まで応用できます!

サビ

サビで特に大変なのは最後の
「生涯忘れることはないでしょう」
の部分です。

「生涯」の「い〜」
「忘れる」の「る〜」

が高音で、裏声で歌われています。

このように、1音だけ裏声で高く歌うときには、この1音よりもその前の部分の歌い方の方が意外と大切になってきます。

綺麗な裏声を出すために、
その前までの部分をしっかりとした発声で歌っておかなければ、最後の高音を裏声に持っていくことができません。

「生涯」の「しょうが」と
「忘れる」の「わすれ」の部分ですね。

ポイントは
・口をしっかり開けておくこと
・息をしっかり吐いて歌うこと
・お腹を使うこと
の3つです。

ありがちなのが、最後を裏声で歌わなきゃ!と意識しすぎて、
「しょうが」の部分から浅い発声になってしまい、肝心の「い〜」の裏声が出せなくなってしまうパターンです。

コントラストが大事ですから、
裏声の前はしっかりと口を開けて、お腹を使って歌いましょう!

ぜひ試してみてくださいね!

まとめ

・aikoさん独特の語りかけるような雰囲気を大切に
・歌い出しは玉入れのイメージで声を放物線状に投げる
・サビの高音裏声を成功させるには、その前の地声部分が重要

いかがでしたか?
ぜひ一度「カブトムシ」を歌う際に意識してみてください。
ナユタス所沢校のボイトレコースでは、生徒さんひとりひとりの声質や悩みに合わせたレッスンを行っています。少しでも気になった方は、ぜひ一度 無料体験レッスン へお越しください。
皆さまのお力になれるよう、心よりお待ちしております。

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