こんにちは!
ナユタス所沢校ボイトレ講師の坂口です。
今回は、息をしっかり吐きながら歌うためのトレーニング方法をご紹介します。
こんなお悩みはありませんか?
・声量が小さい
・高い声が出にくい
・声の響きが足りない、細く聞こえる
こういったお悩みの原因のひとつに、「息がしっかり吐けていない」ということがあります。
声と「息の量」の関係とは?
トランペットやフルート、リコーダーなどの息を吹いて鳴らす楽器を想像してみてください。吐く息が足りなければ、音は鳴りませんよね。
人間の声も同じで、声帯という楽器を鳴らすためには、ある程度の息の量(呼気)が必要です。
しかし、日常会話では、そこまでしっかり息を使わなくても話せてしまいます。
そのため、多くの方が「日常会話と同じ息づかいのまま歌ってしまっている」状態になりやすいのです。
でも歌うときは、会話よりももっと大きなスケールで口・体・息を使わなければいけません。
その準備として、まずは「息を吐く力」を鍛えるところから始めてみましょう。
息をしっかり吐くトレーニングにおすすめの道具
ご自宅でも簡単にできる、息を吐く練習におすすめの道具をご紹介します。
1. 風船・ビーチボール・浮き輪
風船ひとつ膨らますだけでも、かなり肺活量を使います。
特に風船は、ゴムの抵抗があるので、より力が必要です。
ビーチボールや浮き輪も、空気を送り込むためにある程度の圧力が必要なので、息をしっかり吐く練習になります。
- 風船:ゴムの抵抗が強く、息を押し出す力を鍛えやすい
- ビーチボール・浮き輪:長く息を吐き続ける感覚をつかみやすい
2. ストローを使った呼気トレーニング
もし風船やビーチボール等がない場合は、ストローでも代用できます。
フラペチーノ用などの少し太めのストローが使いやすいです。
ストローを口にくわえて、息を細く長く吐くことを意識してみましょう。
最初は10秒、慣れてきたら15秒、20秒と、少しずつ時間を伸ばしていくのがおすすめです。
実際に歌うときに意識したいポイント
息を吐く練習ができてきたら、実際に歌ってみましょう。
そのときに、特に気をつけてほしいのが「口をしっかり開ける」ことです。
せっかく吐く息が多くなっても、出口である口が開いていないと、息が外へ出ていけません。
その結果、声がこもって聞こえたり、響きが足りないと感じてしまいます。
口を開けて歌うためのコツ
- 息を吸うときから口を開けておく
- あくびをするようなイメージで、口の中のスペースを広く保つ
- 上下の歯の間に指1本分くらいのスペースをイメージする
息を吸うときにすでに口が開いていると、そのままスムーズに息を前に送りやすくなり、
結果として声量や高音の出しやすさ、声の響きが変わってきます。
まとめ:息をしっかり吐けると、歌はもっとラクになる
歌うときの声の出しづらさは、テクニックだけでなく、「どれだけ息をしっかり使えているか」にも大きく関係しています。
風船やストローなど身近な道具を使って、少しずつ呼気のコントロールを鍛えていきましょう。
ぜひ、今日のトレーニングを参考にしてみてください!
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ナユタス所沢校のボイトレコースでは、
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