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ボイストレーニングコース

🪚『チェンソーマン』と「JANE DOE」:この曲は“ただのラブソング”じゃない

みなさんこんにちは〜!😺

NAYUTAS横浜駅前校でございます!🩵⭐︎

映画『チェンソーマン レゼ篇』のエンディングテーマとして公開された「JANE DOE」。

まず言いたいのはこれです:

🎬 この曲はレゼそのもの
…いや、もっと言えば、“レゼの心の奥底”を、宇多田ヒカルと米津玄師という二人の天才が“音と声”で描いたものなんです。


🖤 レゼの心を“歌にする”ってどういうこと?

✔️ レゼは何者でもなく、誰かになりたかった存在

「JANE DOE」という言葉の意味、知ってますか?
→ “身元不明の女性”、あるいは“匿名の女”。
つまり、「名前を持たない人」。

これは、レゼの正体そのもの、、

  • スパイである自分

  • 「普通の女の子」に憧れる自分

  • デンジに惹かれた“人間らしい”自分

  • そして最期、涙と共に死を受け入れる自分

どれも本当で、どれも偽物かもしれない。そんな“境界の曖昧さ”が、「JANE DOE」というタイトルと完璧に重なるんです。


🎤「JANE DOE」を歌うとき、“レゼの気持ち”を乗せてみよう

この曲、実際に歌うときに意識したいのは、“切なさ”でも“強さ”でもなく、その中間のグレーな部分

たとえば…

🎶《まるでこの世界で 二人だけみたいだね

この歌詞、完全にレゼがデンジと電話ボックスで雨宿りするあのシーンの再現じゃないですか、、?
「世界で二人だけ」なんて幻想だって、レゼはどこかで分かっています。

でも、その一瞬の温もりにすがりたかった

➡️ ここはささやくように、でもちょっとだけ熱っぽく歌うと◎


🎶《夢を見てしまっただけ

このフレーズ、レゼの最後のセリフそのままに聴こえてきます。

普通の女の子として、デンジと一緒に生きられたらよかった。
でも、それは許されなかった。

➡️ ここは声を抑えめに、息を多めに混ぜると、儚さがより伝わります✨


🔥 『チェンソーマン』の世界観を“音で演じる”

✦ デンジ × レゼの関係性の不安定さ

歌の中のふたりも、手を取り合いながらも心が離れていく感じがあります。
➡️ その距離感を、“声の近さ/遠さ”で表現してみるのがオススメです。

たとえばマイクに寄って語りかけるように歌うフレーズと、少し距離を取って突き放すように歌うフレーズを使い分ける。

✦ “悪魔”でも“人間”でもない曖昧さ

レゼは“爆弾の悪魔”でありながら、繊細な感情を持つ少女でもあります。

この二面性は、宇多田ヒカルの透明感ある声と、米津玄師の不穏さを帯びた声で見事に表現されています。

➡️ 自分の歌でも、あえて声色を変える(サビは明るく、Aメロは淡く)ことでそのコントラストを出せると、より“チェンソーマン的”な仕上がりになります💥


✨ “JANE DOE”を歌う=レゼを演じる

言ってしまえば、この曲はひとつの「役」なんだと。。

レゼというキャラクターになりきって、歌う。

  • 好きになってはいけない人を、好きになってしまった

  • 自分の正体を言えないまま、恋をした

  • 最後の言葉さえ、本心か嘘か分からない

この人間の矛盾と儚さを、3〜4分の曲の中にすべて込める。

そしてそれが今、めちゃくちゃトレンドでもあります。

  • TikTokでも「キャラの感情を歌で演じる」系の投稿がバズっています⭐️

  • “歌ってみた”文化も、演技×歌=“感情再現系”での差別化が鍵になってきてる🎭🎤


🎬 おすすめ演出アイディア(+トレンド技)

  1. レゼ風コスプレでカバー動画撮影🎥
    → レインコート、制服、爆発の演出など少し取り入れると世界観がガチ再現になる

  2. チェンソーマンの名シーンと歌を重ねる動画編集🖼️
    → 「まるでこの世界で…」の歌詞と、デンジとレゼの雨のシーンを合わせるだけで、涙腺崩壊レベルになる

  3. “レゼ目線のナレーション” → 歌へつなげる
    → 例えば、「ほんの少し…夢を見ただけだったの」ってセリフから歌に入ると、演出力バツグン!


🎁 最後に:あなたの歌が“JANE DOE”の続きになる

この曲は、レゼの“語られなかった気持ち”を歌っているように感じます。

だからこそ、あなたが歌う「JANE DOE」は、レゼの物語の“続き”を描くものになるかもしれません。

“もし、レゼが最後にもう一度だけ歌えたとしたら?”
“もし、あの時デンジと逃げていたら?”

そんな“もしも”を、あなたの声で響かせてみてください。