こんにちはナユタス府中校です!
もうすぐクリスマス。ホワイトクリスマスには
なりそうにないですが、寒がりの私としてはありがたいです。
今回はエレファントカシマシの名曲「今宵は月のように」の
歌詞を深読みしていきます!
曲紹介
1997年ドラマ「月の輝く夜だから」の主題歌として書き下ろした楽曲。
80万枚の大ヒットにより、エレファントカシマシが世間一般に認知されていくキッカケとなる。
宮本氏は「ドラマなんて絶対に見ない」と言いながら、放映時間になるとしっかり見ていた、
というエピソードはファンの間では有名である。
昭和の文学
くだらねえとつぶやいて
醒めたつらして歩く
いつの日か輝くだろう
あふれる熱い涙
冒頭の2行がとても詩的だなあと感じます。
「冷めた」ではなく「醒めた」という表現が
現状をあきらめたわけではなく、冷静に認識している様子が伝わります。
文学が好きだというのも納得です。
吐き捨てるような感じで歌い出すことでより、昭和の詩的世界(バンカラだけど繊細)が
表現されています。どことなく中原中也を思い起しますが、本人は嫌いで絶対に
読まないと公言してます。
最後の2行は、後にこの時期バンド的にも追い込まれていたと本人が語っているように、
前を向いて進むしかない、いつか報われることを信じている感じが伝わってきます。
夕暮れ過ぎて きらめく街の灯りは
悲しい色に 染まって揺れた
君がいつかくれた 思い出のかけらを集めて
真夏の夜空 ひとり見上げた
永井荷風も歩きました。宮本さんの散歩好きは有名で、散歩している中で自分が
見て、感じた情景が詩的に表現されています。
街が夕闇に溶けていく色彩がグレデーションのようで、丁寧に歌われ、
冒頭との程良いメリハリとなっています。
もう二度と戻らない日々を
俺たちは走り続ける
明日もまたどこへ行く
愛を探しに行こう
いつの日か輝くだろう
あふれる熱い涙
歌詞全体に溢れる過去への追憶と明日への希望。
それは人の生きていく様を表現していて、
まるで人生の応援歌です。
聞く度に励まさられる名曲です!
歌唱攻略はこちら!
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