みなさんこんにちは!
ナユタス府中校ボイストレーナーのKIMICHAです!4回目の今回は、「スポーツ科学からアプローチするビビットな発声」の

レッスンメニューのライフキネティックについてお話ししたいと思います。

ライフキネティック

ライフキネティックはドイツのホルスト・ルッツによって2004年に開発され、

2007より普及活動されてきたプログラムです(Lutz,2017)。

日本支部が設立されたのは2014年のこと、

私は2016年9月に公認パーソナルトレーナーを取得し活動してきました。

ライフキネティックは、軽い運動をしながら脳を活性化していくトレーニングです。

失敗やミスを楽しむことやコミュニケーションをとりながらエクササイズすることで、

新しいシナプス(脳細胞)が形成され、脳内のネットワークが改善されていきます。

研究成果

ここでは、まだ日本での研究がなされていなかった当時、

私の修士論文で明らかとなった知見をご紹介します。

※スポーツ選手における短期的なライフキネティックの心理的効果:新体操選手の場合,

日本女子体育大学大学院スポーツ科学研究科修士論文(令和元年度)

心理的な効果としては、ネガティブな気分が低減し、新体操に対する自己効力感(できるという確信が持てる)と

コミュニケーション能力の向上が見られました。

また、スポーツ選手の心理的競技能力では、通常、作戦能力は一流選手でも6ヶ月ほどかかるとされていましたが、

3週間後に向上していました。

その他、単純反応時間と選択反応時間の短縮、メンタルローテーションを入れた記憶力の向上など

身体的なパフォーマンスの向上も確認しました。

この結果を基に、子どもから高齢者に関わる中、ライフキネティックに

タバタプロトコルとピラティスを加えたプログラムがより効果的であると実感し、

スポーツ科学からアプローチするビビットな発声が構築されました。

 

声を出すことや歌を歌うことを楽しみたい、脳・心・体を広げてストレスを低減したい、

専門的な領域で身体のメンテナンスをしながら発声したい、

筋肉や骨のアライメントが発声とどのように繋がっているのかを知りたい

、ビビットな発声方法をスポーツや日常生活に活かしたい、

兎に角早く発声を身につけたいなどのお悩みにフィットします!

このトレーニング方法を取り入れ、あなただけのビビットでイキイキとした声に出逢ってみませんか?

こちらのブログを読んで「ビビッ!」ときたら、是非、体験して下さいね!

次回は、「スポーツ科学からアプローチするビビットな発声」メニューのタバタプロトコルとピラティスについて

お話ししていきます。お楽しみに!

もっとライフキネティックについて知りたい方は、ライフキネティック日本支部のHPをご覧下さい。
https://lifekinetik.jp/