ちょっと味付けテクニック-ヒーカップ編～ボイトレ・ダンス・ギター無料体験受付中　ナユタス府中校

こんにちはナユタス府中校講師の岩田耀介です！

今回は「ヒーカップ」という歌唱テクニックについて解説していきます！

ヒーカップとは何か

主にフレーズの終わりや語尾を裏声で跳ね上げるように出すテクニックです！

語源と由来

1950年代のロカビリーから広まったと言われており

由来は英語「hiccup(しゃっくり)」のように跳ね上げるという意味からきているそうです

ヒーカップによる効果

感情表現に効果的とされていて

ロックな印象や、可愛さを表現するとき、大人の色気を表現するときなど

様々な場面で効果的なテクニックとなっております！

ヒーカップを使っている歌手

有名な方がB’zの稲葉浩志さんです！

「LOVE PHANTOM」「ギリギリchop」「いつかのメリークリスマス」etc…

沢山の楽曲の語尾に使用されています！

最近だとYOASOBIのikuraさんが「アイドル」の冒頭の語尾で多用しています！

凄くわかりやすいので、是非聴いてみてください！

他にも沢山のアーティストが使用しており

松田聖子さんの「野ばらのエチュード」

緑黄色社会さんの「Shout Baby」

Adoさんの「唱」etc…

色々な楽曲の隠し味となっておりますので、探してみてください！

ヒーカップの練習方

「マ」を地声でロングトーンをしましょう

そのまま「マーッア」と語尾を裏声で切る練習をしましょう！

なれてきたら

「マーッア　マーッア　マーッア」と連続で出す練習をしましょう！

注意

息を吐き出して終わるのが理想なので

息を止めないこと

体や喉に力を入れないことを注意しておこなってみてください！

また、腹式呼吸が必須となりますので、腹式呼吸が出来ない方は

リップロールやツッツっツッと息を素早く吐き

リラックスした状態で、お腹が動く感覚をまずは覚えましょう！

 

このように普段みなさんが何気なく聴いている曲の中にも沢山のテクニックが使用されていて

リアルな感情表現や、楽曲をより魅力的に感じてもらう工夫をしています！

「あの曲のここの歌い方が好き！」というところにも何かしらのテクニックが使われているかもしれません！

是非一度、意識して楽曲を聴いてみてください！

 

ほかにも歌の技術や発声のコツなど知りたい方はお気軽にレッスンへお越しください！

ここまでお読みいただきありがとうございました！

ナユタス府中校講師 岩田耀介