こんにちは🪐
ギター講師のseiyAです。
本日は、ギターを弾く上で欠かせない、弦とピックについて。
この2つは消耗品ですので、自分で選ぶ機会が多くなります。
どちらも音色や弾きやすさに大きく影響するので、選ぶポイント等解説します!
まずは初心者の生徒様からの質問が多いピック。選ぶポイントは主に形と硬さです。
トライアングル型:3辺が同じ長さの、大きめのピックです。
コード弾きなど、大きく動かす時におすすめ。
ティアドロップ型:先端が細くなっている形。
スムーズに弦の上を滑るので、表情を付けたいリードギター向け。
ジャンルや一人一人のタイプにもよりますが、大きく分けると、アコースティックで弾き語りなどをする方にはトライアングル型、エレキギターでソロも弾いてみたい方にはティアドロップ型をおすすめしています。
次に硬さですが、主にソフト、ミディアム、ハード等と表記されています。
音色は、柔らかければ柔らかい音が、硬ければ硬い音が鳴ります。
そして、柔らかいと、弾く際に弦に触れる時間が長くなるので、右手を動かしてから実際に音が出るまでの僅かな時間差が生じます。
硬ければ、弦との摩擦が少ないので、音の立ち上がりが良くなります。ただ、力が強いと、低音が出過ぎる事があります。
僕は、タイミングを合わせやすいのと右手のフォームの成長という点で、まずは硬めのピックをおすすめしています。
ギターに慣れてきたら、それぞれの目指す音色に合わせて、提案をしていきます。
弦の選び方について。
ここでは主に弦の太さについてお話しします。
一般に、弦は太くなればなるほど、太い音になります。細い弦は細い音になります。
そして、太い弦は張りが強くなり、動きにくく、細い弦は張りが緩くなり、動きやすくなります。
“太い弦の方が弾きづらいけど音が良い“という声をよく耳にしますが、実際は一長一短といいますか、タイプが違う物と捉えるのが良いと思います。
太い弦は、コシがある伸びやかな音を出せる一方で、押弦に力が必要になる等の要素があります。
細い弦は、細かい表現が出しやすく、音色が煌びやかである一方、パワフルさに欠けたり、動きやすいために音程を正確に出すのが難しかったりします。
生徒さんには、まずは標準的な太さから始めていただき、ジャンルやプレースタイルに合わせたものに変えていくことをおすすめしています。
ギターを始める際の参考にしていただけたら幸いです!