みなさんこんにちは♪
北九州小倉でボイストレーニングとダンスのマンツーマンレッスンを行う
ナユタス北九州小倉校です!
今回は、
ライブ出演が決まった後に必要となるセットリストについて解説していきます!
前回のブログではライブ申し込みの流れをご説明しましたが、セットリストを作成することは、ライブの成功を左右する重要なステップです。この記事では、「セットリストって何?」という基本から、効果的なセットリストを作るためのポイントまで詳しく解説していきます!
セットリストとは?
セットリストとは、ライブで演奏する曲の順番や流れをまとめたリストのことを指します。通称「セトリ」と呼ばれ、出演者だけでなく、照明や音響、カメラスタッフなどのライブ運営に関わる全てのスタッフが共有します。
お客様向けに公開される簡易的な曲順リストとは異なり、出演者用のセトリには以下のような情報も記載されます:
- MCのタイミング
- 照明の色や演出の要望
- 音響やコーラスマイクの準備指示
スタッフはこのセトリを基に動くため、本番中にセトリを変更することは避けるべきです。急な変更が必要な場合は、必ず事前にスタッフに相談してください。また、持ち時間を超えて曲を追加することは、他の出演者や会場に迷惑をかけるため控えましょう。
セットリストを組むときのポイント
セトリを組む際、何となく曲順を決めてしまっていませんか?
実はセトリはただの曲順表ではなく、ライブ全体の満足度やお客さんの印象に直結する非常に重要な要素です。次のライブにも来てもらうためには、以下のポイントを意識してセトリを作りましょう!
1. ライブのコンセプトに合わせる
出演するライブやイベントには、それぞれのテーマや雰囲気があります。
ワンマンライブでない場合、自分たちのファン以外のお客様も多くいます。そのため、イベントのコンセプトから大きく外れた選曲をすると、会場の空気が盛り上がらない可能性も。
イベントの趣旨を理解しつつ、自分たちの個性や世界観をしっかり伝えられるようなセトリを目指しましょう。
2. 曲調やテンポのバリエーションを意識
同じような曲調ばかり続くと、お客さんが疲れてしまうことがあります。例えば、30分の持ち時間がある場合、次のような流れを考えると良いでしょう:
- キャッチーで盛り上がる曲(インパクト重視)
- リズムやテンポが変化する曲
- バラードやエモーショナルな曲(一息つける場面)
- 一番盛り上がる曲(クライマックス)
特に、最初の曲はバンドやグループの印象を左右する重要な選曲ポイントです。自分たちらしさやお客さんを惹きつけるインパクトのある曲を選びましょう。
3. マンネリ化を防ぐ
何度もライブを重ねるうちに、つい毎回同じセトリになっていませんか?
同じ曲ばかりだと「またこの曲か」と感じるお客さんも出てきてしまい、ライブへの興味が薄れてしまう可能性があります。そこで、新鮮味を加える工夫が必要です:
- 新曲を取り入れる
- 既存曲にアレンジを加える
- 昔のレアな曲を復活させる
「次のライブでは何を演奏するんだろう?」とお客さんに期待してもらえるセトリを意識しましょう。
まとめ
セットリストは単なる曲順表ではなく、ライブ成功の鍵となる作戦会議帳です!
ライブに来てくれたお客さんが、ファンになり、また足を運びたくなるような工夫を盛り込んでいきましょう。そのためにも、メンバー間でコンセプトや方向性を共有し、全員が納得のいくセトリを作ることが大切です。
次回のライブ準備では、ぜひこの記事を参考に、最高のセトリを作ってみてください!