こんにちは!NAYUTAS(ナユタス)町田校です。
ボイトレに関連する用語を「ボイトレ用語辞典 〜ナユタス町田校編〜」シリーズとして五十音順で網羅し、わかりやすく解説していきます。
第2回は、あ行②「い」です。
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ボイトレ関連の「い」から始まる用語
ボイトレ関連で「い」から始まる、主な用語の一覧は、次のとおりです。
- いいじいりすにんぐ【イージー・リスニング】
- いちょう【移調】
- いどうどしょうほう【移動ド唱法】
- いんすとぅるめんたる【インストゥルメンタル】
- いんでぃいず【インディーズ】
- いんてんぽ【イン・テンポ】
- いんとろだくしょん【イントロダクション】
- いんぷろびぜえしょん【インプロビゼーション】
各用語を、わかりやすく解説していきましょう。
なお、ボイトレや楽曲の歌唱、演奏、ダンスをマスターするには、NAYUTAS町田校でのレッスンが役立ちますよ!
いいじいりすにんぐ【イージー・リスニング】
イージー・リスニングは、主に1960年代から1970年代にかけて流行した、軽快で耳に心地よい音楽ジャンルを指します。複雑なリズムや激しいビートを避けており、リラクゼーションやBGMとして用いられる場合が多いです。
イージー・リスニングの楽曲は、メロディアスでシンプルな構成が特徴で、幅広い年齢層に受け入れられました。映画やTVドラマのサウンドトラックとしても多く使用され、日常生活の中で自然に溶け込む音楽として評価されています。
ボイトレにおいては、イージー・リスニングの楽曲を練習により、滑らかで柔らかな発声や、リラックスした歌唱技術の習得が可能です。聴き手に心地よさを伝える表現力を、高められるでしょう。
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いちょう【移調】
移調とは、楽曲の全体の音程を一定の音程分だけ上げたり下げたりして、別の調に変換することを指します。演奏者や歌手の得意な音域や、楽器の特性に適した調への変更ともいえるでしょう。ちなみに、楽曲の一部だけを別の調に変えるのは「転調」です。
移調は、楽譜を読む際や演奏する際に音楽理論の理解が求められます。特に、管楽器や弦楽器の演奏者、または異なる調を基本とする楽器とのアンサンブルを行う際に不可欠です。
ボイトレにおいては、移調の理解・視聴する感覚の習得によって、さまざまな調の楽曲に柔軟に対応できるようになります。歌唱の幅が広がり、異なる音域での表現力を高められるでしょう。
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いどうどしょうほう【移動ド唱法】
固定ド唱法に対する音楽教育の手法で、楽曲の調に関係なく、主音(トニック)を「ド」として音階を歌います。たとえば、E調ではE(ミ)を「ド」、G調ではG(ソ)を「ド」として、わかりやすくする手法です。
移動ド唱法は、相対的な音程感覚を養うのに効果的で、異なる調の楽曲を歌う際にも柔軟に対応できます。特に、ソルフェージュ教育において、音感の育成や視唱能力の向上に役立ちます。
ボイトレにおいては、移調ド唱法の練習を通じて相対音感を鍛え、さまざまな調の楽曲に対応する能力を高められます。音程の正確さや、音楽的な柔軟性が向上するでしょう。
いんすとぅるめんたる【インストゥルメンタル】
インストゥルメンタルは、歌詞やボーカルパートが含まれず、楽器のみで演奏される音楽を指します。クラシック音楽、ジャズ、ロックなど、さまざまなジャンルでインストゥルメンタルの楽曲が存在し、楽器の技術や表現力を前面に押し出す点が特徴です。
インストゥルメンタルの楽曲は、映画やテレビのサウンドトラック、バックグラウンドミュージックとして広く使用されます。また、演奏者の即興演奏や技術的な見せ場としても重要な役割です。
ボイトレにおいては、インストゥルメンタルの楽曲を活用して、メロディーラインの理解やリズム感の向上を図ります。また、楽器のフレーズを歌声で模倣する練習により、発声や表現の幅を広げる練習にもなるでしょう。
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いんでぃいず【インディーズ】
インディーズは、大手レコード会社に所属せず、独立して活動するアーティストやバンドを指します。自主制作での音源のリリース、小規模なレーベルでの活動などが一般的です。商業的な制約が少ないため、独自の音楽性やスタイルを追求できます。
インディーズシーンは、多様なジャンルや実験的な音楽が生まれる場として重要です。また、インターネットの普及により、インディーズアーティストが直接リスナーに音楽を届ける機会が増え、活動の幅が広がっています。
ボイトレにおいては、インディーズで活動するアーティストが自身の音楽性を高めるための、発声技術や表現力の向上をサポート可能です。かぎられたリソースの中でも高品質なパフォーマンスを提供し、ファン層や活動の幅を広げられるでしょう。
いんてんぽ【イン・テンポ】
イン・テンポは、楽譜に指定されたテンポ通りに演奏することを指す音楽用語です。特に、テンポが揺れやすい箇所や、感情表現でテンポが変化しがちな場面で、「イン・テンポ」の指示が用いられ、演奏全体のリズムの安定性が保たれます。
ポップスでは、基本的にイン・テンポでの演奏が求められます。一方、クラシックでは、表現の一環としてテンポの変化が頻繁です。そのため、ジャンルによってイン・テンポの解釈や適用が異なるケースがあります。
ボイトレにおいては、イン・テンポでの練習を通じて、安定したリズム感の習得が可能です。これにより、楽曲全体の一貫性を保ち、ほかの演奏者とのアンサンブルにおいても調和の取れたパフォーマンスが可能となります。
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いんとろだくしょん【イントロダクション】
イントロダクション(略して「イントロ」)は、楽曲の冒頭部分、いわゆる「序奏」を指します。曲全体の雰囲気やテーマを提示し、聴衆の興味を引きつける役割です。また、主題に入る前の導入として、曲の流れをスムーズにする効果もあります。
イントロダクションの長さや構成は、楽曲やジャンルによってさまざまです。シンプルなコード進行のみの短いイントロから、複雑なメロディーやリズムを含む長い序奏まで、多岐にわたります。
ボイトレにおいては、イントロダクションの理解を通じて、歌い出しの安定性や楽曲全体の流れの把握が可能です。また、序奏部分での表現力を高めることで、聴衆に強い印象を与えられます。
いんぷろびぜえしょん【インプロビゼーション】
インプロビゼーションは、即興演奏や即興演技を指す言葉で、「アドリブ」とほぼ同義です。その場その時に、創造的に表現を行う手法を意味します。特にジャズ系やブルース系の音楽において、インプロビゼーションは重要な要素です。
インプロビゼーションの技術は、演奏者の創造性や瞬発力、そして深い音楽的理解が求められます。また、演奏者間のコミュニケーションも重要です。即興でのやり取りを通じて、独自の音楽的対話が生まれます。
ボイトレにおいては、インプロビゼーションの練習を通じて、創造性や柔軟な表現力の習得をサポート可能です。予期せぬ状況でも適切に対応できる能力が身につき、パフォーマンスの幅が広がります。
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まとめ
ボイトレ用語辞典あ行②「い」は以上です。これらのボイトレ用語を理解し、練習に取り入れていけば、より効果的なトレーニングが行えるでしょう。
次回は、あ行③「う」です。お楽しみに!
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