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ボイトレ用語辞典〜ナユタス町田校編〜 #19た行④「て」

こんにちは!NAYUTAS(ナユタス)町田校です。​

ボイトレに関連する用語を「ボイトレ用語辞典〜ナユタス町田校編〜」シリーズとして五十音順で網羅し、わかりやすく解説していきます。

第19回は、た行④「て」です。

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ボイトレ関連の「て」から始まる用語

ボイトレ関連で「て」から始まる、主な用語の一覧は、次のとおりです。

  • でぃいゔぁ【ディーヴァ】
  • でぃすこぐらふぃ【ディスコグラフィ】
  • でくすちゅあ【テクスチュア】
  • てくにかるえくささいず【テクニカルエクササイズ】
  • てくにかるすきる【テクニカルスキル】
  • てくにかるぱふぉおまんす【テクニカルパフォーマンス】
  • てくにかるりはあさる【テクニカルリハーサル】
  • てくにかるあぷろおち【テクニカルアプローチ】
  • てくにっく【テクニック】
  • てくの【テクノ】
  • でくれっしぇんど【デクレッシェンド】
  • てっしとぅーら【テッシトゥーラ】
  • でゅお【デュオ】
  • でゅえっと【デュエット】
  • でぃすとおしょん【ディストーション】
  • でぃれい【ディレイ】
  • でぃゔぇるてぃめんと【ディヴェルティメント】
  • でっと【デッド】
  • てとらこおど【テトラコード】
  • てのおる【テノール】
  • てぬうと【テヌート】
  • でもてえぷ【デモテープ】
  • でるたぶるうす【デルタブルース】
  • てんしょん【テンション】
  • てんしょんこおど【テンションコード】
  • てんぽ【テンポ】

でぃいゔぁ【ディーヴァ】

イタリア語で「女神(diva)」を意味し、主にオペラ界で卓越した女性歌手を指します。​現代では、ポピュラー音楽など他の分野でも、優れた女性アーティストに対して用いられることがあります。​

ボイトレにおいては、ディーヴァと称されるような高い歌唱力と表現力を目指すことが重要です。​そのためには、技術的なスキルの向上だけでなく、感情表現やステージパフォーマンスの磨き上げも必要となります。​

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でぃすこぐらふぃ【ディスコグラフィ】

特定のアーティストやバンドが、過去に発表した音楽作品(アルバムやシングル)の一覧を指します。​ファンや研究者が、アーティストの活動歴を把握する際に用いられることが多い情報・資料です。​

ボイトレにおいては、目標とするアーティストのディスコグラフィを研究することで、その歌唱スタイルや表現技法の変遷を学べるでしょう。​自身の歌唱力向上のための参考にできます。​

でくすちゅあ【テクスチュア】

音楽における音の重なりや編成、すなわち楽曲の「織り」を指す用語です。​単旋律、複旋律、和声的など、音の組み合わせ方によって分類されます。​

ボイトレにおいては、楽曲のテクスチュアを理解することで、他のパートとの調和や自身の声の役割を把握しやすくなるでしょう。アンサンブル時の表現力や適応力を高められます。​

てくにかるえくささいず【テクニカルエクササイズ】

歌唱技術や発声能力を向上させるための練習方法を指します。​具体的には、音階練習やリズムトレーニングなどです。​

ボイトレにおいては、これらのエクササイズを日常的に取り入れることで、声帯の柔軟性やコントロール力を高められます。​結果として、安定した発声や表現力の向上につながるでしょう。​

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てくにかるすきる【テクニカルスキル】

音楽やダンスを含む、あらゆる分野の活動全般において、それを進めるために必要な専門知識や専門技術や遂行スキルなどを指します。例えば​音楽分野なら、音楽理論や歌唱・演奏技術、業界知識などが該当します。​

ボイトレにおいては、正確な音程やリズム、発声法など、歌唱に必要な技術的能力のことを指します。​これらのスキルを磨くことで、表現力豊かな歌唱が可能となるでしょう。​

てくにかるぱふぉおまんす【テクニカルパフォーマンス】

習得した歌唱技術や演奏技術、ダンス技術などを、実際の演奏やステージで発揮することを指します。​高度なテクニックを駆使して、楽曲を表現豊かに演奏することが求められます。​

ボイトレにおいては、テクニカルパフォーマンスを向上させるために、基礎的な発声練習だけでなく、実践的なステージングや表現力のトレーニングも重要です。​観客を魅了するパフォーマンスが可能となります。​

てくにかるりはあさる【テクニカルリハーサル】

本番前に行われる、音響や照明、ステージ進行など技術的な要素を確認するためのリハーサルを指します。​ライブやコンサートの成功には、欠かせない工程です。​

ボイトレにおいては、テクニカルリハーサルを通じて、実際のステージ環境での発声や動きを確認し、最適なパフォーマンスを準備することが重要です。​本番でのトラブルを未然に防ぎ、安心して演奏に集中できます。​

てくにかるあぷろおち【テクニカルアプローチ】

楽曲やフレーズに対して、技術的な観点から取り組む方法を指します。​効果的な練習計画を立て、効率的にスキルを向上させるための手法です。​

ボイトレにおいては、難易度の高いパッセージやテクニックを習得する際に、テクニカルアプローチを用いることで、課題を明確にし、段階的に克服することが可能となります。これにより、効率的なスキルアップが期待できます。

てくにっく【テクニック】

テクニックとは、音楽において演奏者が楽器や声を使いこなすための技術や技巧を指します。​高度なテクニックを習得することで、表現の幅が広がり、楽曲の魅力を最大限に引き出すことが可能となります。​

ボイトレにおいては、テクニックの向上が安定した発声や音域の拡大、細やかなニュアンスの表現に直結します。​日々の練習を通じて、基礎的な技術から応用的な技巧まで段階的に習得することが重要です。​

てくの【テクノ】

1980年代にアメリカのデトロイトで誕生したとされる電子音楽で、シンセサイザーやドラムマシンを多用し、機械的に反復するビートが特徴です。​ヨーロッパを中心に世界に広がり、クラフトワーク(ドイツ)やYMO(日本)などが脚光を浴びました。

ボイトレにおいては、テクノのリズムやビートに合わせた練習を行うことで、リズム感やテンポキープの能力を高めることができます。​また、エレクトロニックなサウンドに適した発声やマイクワークの研究も、パフォーマンスの幅を拡げる上で有益です。​

でくれっしぇんど【デクレッシェンド】

デクレッシェンドは、音楽記号の一つで、「だんだん弱く」という意味を持ちます。​楽譜上では「decresc.」や「dim.」と表記されることもあり、音量を徐々に下げていくことで、楽曲に表情や動きを与えます。​

ボイトレにおいては、デクレッシェンドの練習を通じて、声量のコントロールやダイナミクスの表現力を向上させることができます。​これにより、感情豊かな歌唱や繊細なニュアンスの表現が可能となります。​

てっしとぅーら【テッシトゥーラ】

楽曲や特定のパートにおいて、頻繁に使用される音域を指す音楽用語です。最高音や最低音だけでなく、実際に多くの時間を費やす音域を示します。

ボイトレにおいては、自身のテッシトゥーラを理解することで、無理のない発声や適切なレパートリー選びが可能となります。また、テッシトゥーラに合わせた練習を行うことで、声の持続力や表現力の向上につながるでしょう。

でゅお【デュオ】

二人組の演奏者や歌手、または二重奏・二重唱を指す音楽用語です。特に、ポピュラー音楽では同性の二人組をデュオと呼ぶことが一般的です。

ボイトレにおいては、デュオでの練習を通じて、ハーモニー感覚や相手との音楽的なコミュニケーション能力を養えます。また、デュオ特有の表現技法やリズムの取り方を学ぶことで、演奏の幅を拡げることが可能です。

でゅえっと【デュエット】

二人の歌手が、異なるパートを同時に歌う二重唱を指します。オペラやクラシック音楽、ポップスなどでよく用いられ、二人の声が絡み合うことで豊かなハーモニーを生み出します。

ボイトレにおいては、デュエットを練習することで、他の歌手との調和やバランス感覚を養うことが可能です。また、デュエット特有の掛け合いやタイミングを習得することで、表現力の向上にもつながります。

でぃすとおしょん【ディストーション】

音響機器において音を意図的に歪ませるエフェクトの一種です。主にロックやポップスにおけるエレキギターで多用され、独特のパワフルな音色を生み出します。

ボイトレにおいては、ディストーションの効果を理解し、ロックのテイストで求められる力強い歌唱表現を学ぶ際に役立つでしょう。また、声に適度な歪みを加えるテクニックを習得することで、楽曲の雰囲気や感情をより豊かに伝えることができます。

でぃれい【ディレイ】

入力された音を一定時間遅らせて再生し、エコーのような効果を生み出すエフェクトです。音に奥行きや広がりを加えるために使用されます。

ボイトレにおいてはディレイの効果を理解し、ライブや録音時に適切に活用することで、声の響きを豊かにし、表現の幅を拡げられます。また、ディレイを使用した際のタイミング調整を練習すれば、演奏全体のクオリティ向上にも寄与するでしょう。

でぃゔぇるてぃめんと【ディヴェルティメント】

18世紀中頃に流行した器楽合奏の形式で、娯楽や社交の場で演奏される軽快で楽しい楽曲を指します。多楽章で構成され、編成や形式に特定の制約はありません。

ボイトレにおいては、ディヴェルティメントのような明るく軽妙な楽曲を練習することで、表現力やリズム感を養えます。また、異なる楽章やスタイルに対応することで、柔軟な歌唱技術の向上にもつながるでしょう。

でっと【デッド】

音楽において残響や反響が少ない、または全くない状態を指す言葉です。​このような環境では、音の明瞭度が高まる一方で、響きの豊かさや広がりが抑えられる傾向があります。​

ボイトレにおいては、デッドな環境での練習を行うことで、自身の発声や音程、リズムを正確に把握しやすくなるでしょう。​また、録音時にはデッドな空間を利用することで、不要な反響を避けクリアな音質を得ることができます。​

てとらこおど【テトラコード】

テトラコルドとも呼ばれる、音楽理論において、全音階を構成する4つの音のまとまりを指します。​例えば、ド・レ・ミ・ファのような4音の連なりがテトラコードと呼ばれ、これを組み合わせることで全音階が形成されます。​

ボイトレにおいては、テトラコードを用いた音階練習を行うことで、音程感覚の向上やスムーズな音の移行を習得することができます。​メロディラインの正確な再現や、即興演奏時の対応力が高まります。​

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てのおる【テノール】

男性の声域の一つで、一般的に高音域を担当します。​オペラや合唱などで主要な旋律を歌うことが多く、明るく力強い音色が特徴です。​

ボイトレにおいては、テノールの声域を持つ歌手は、高音域での安定した発声や響きを得るための練習が重要です。​また、声帯の柔軟性を高め、広い音域をカバーできるようにすることで、表現の幅を拡げられます。​

てぬうと【テヌート】

音楽記号の一つで、「音の長さを十分に保って演奏する」という指示を意味します。​楽譜上では音符の上または下に短い横線で表記され、音を途切れさせずに滑らかに演奏することを求められます。​

ボイトレにおいてはテヌートの練習を通じて、息のコントロールやフレーズのつながりを意識した歌唱技術の向上が図れるでしょう。​楽曲の流れを滑らかに表現し、聴衆に心地よい印象を与えることが可能となります。

でもてえぷ【デモテープ】

演奏者が、レコード制作や演奏会などの資料用として作成する録音物を指します。作曲者が新曲のレコーディング前に、関係者に曲の概要を知ってもらうために簡易的に作った音源のことです。

ボイトレにおいては、自身の歌唱をデモテープのように録音することで、客観的にパフォーマンスを評価し、改善点を見つけることができます。また、オーディションやプロモーションの際に、自分の実力を示す資料として活用することもあります。

でるたぶるうす【デルタブルース】

アメリカ・ミシシッピ州の、ミシシッピ川流域のデルタ地帯で生まれたブルースの一スタイルです。ギターやハーモニカが主に使用され、ソウルフルで激しいボーカルスタイルが特徴とされています。

ボイトレにおいては、デルタブルースの特徴的な歌唱法や表現技術を学ぶことで、感情豊かな歌唱力を養えます。また、ブルース特有のリズムやフレージングを習得することで、音楽的な引き出しを増やすことが可能です。

てんしょん【テンション】

テンションとは、音楽においてコードトーン(構成音)以外に付け加える音を指します。コードに、緊張感や複雑な響きを与えることができます。

ボイトレにおいては、テンションを含むコード進行に慣れると、ジャズやポップスなどの複雑な和声を持つ楽曲への対応力を高められるでしょう。また、テンションノートを意識したスケール練習を行うと、即興演奏時の表現力の向上が図れます。

てんしょんこおど【テンションコード】

基本のコードに9th、11th、13thなどのテンションノートを加えた和音を指します。コード進行の流れの中で、緊張感や色彩感を持たせる役割です。

ボイトレにおいては、テンションコードの響きを理解し、それに合わせたボーカルアプローチを習得することで、楽曲の表現力を高められます。また、テンションコードを用いた楽曲の分析を行うことで、音楽理論の理解を深めることが可能です。

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てんぽ【テンポ】

音楽における楽曲の速さを指し、拍と拍の間隔によって決定されます。通常、1分間の拍数(BPM)で表され、楽曲の雰囲気や感情を大きく左右します。

ボイトレにおいては、さまざまなテンポの楽曲に対応できるよう練習することで、リズム感や表現力を向上させることが重要です。また、メトロノームを使用して一定のテンポで歌う練習を行うことで、安定したパフォーマンスを実現できます。

まとめ

ボイトレ用語辞典た行④「て」は以上です。これらのボイトレ用語を理解し、練習に取り入れていけば、より効果的なトレーニングが行えるでしょう。

次回は、た行⑤「と」です。お楽しみに!

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